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J-GLOBAL ID：201702262768807137   整理番号：17A0602760

解体とリサイクル,廃棄物処理 震災コンクリートがらを利用した海水練りコンクリートの製造・施工

著者 (2件)： 新村亮 (大林組 生産技術本部) ,  竹田宣典 (広島工大 工)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 69  号： 5  ページ： 33-38  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災によって発生したコンクリートがらの有効利用を目的として,破砕を極力省略した大割りのコンクリートがらと海水を使用した海水練りコンクリートの試験製造・施工を行った。プレパックドコンクリート工法(以下「プレパックド工法」という)およびポストパックドコンクリート工法(以下「ポストパックド工法」という)により,大割りのコンクリートがらを粗骨材として多量に使用することが可能となる。また,練り混ぜ水として海水を使用することにより,コンクリートの強度発現の促進による工期短縮が期待できるとともに,長期の強度増進が図れる。ここでは,大割りのコンクリートがらと海水を使用し,港湾用ブロック,防潮堤を試験製造・施工した結果を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 廃棄物 ,  震災 ,  *廃材 ,  消波ブロック ,  防潮堤 ,  防波堤 ,  プレパックドコンクリート ,  海水 ,  *粗骨材 ,  実証実験 ,  *リサイクル ,  混練
準シソーラス用語： *コンクリートくず ,  根固めブロック ,  災害廃棄物

分類 (2件)： 骨材  (YC05060B) ,  廃棄物処理  (RA01095A)

引用文献 (4件)：

• 公益社団法人日本コンクリート工学会:東日本大震災に関する特別委員会報告書,2013.3
• 竹田宣典,他:海水および海砂を使用したコンクリート(人工岩塩層)の開発,コンクリート工学,Vo.49,No.12,pp.17-22,2011
• 竹田宣典,他:震災で発生したコンクリートがらと海水を使用した港湾用ブロックの製造,コンクリート工学年次論文集,Vol.36,No.1,pp.1534-1539,2014
• 新村亮,他:がらを利用した海水練りプレパックドコンクリートによる防潮堤の試験施工,土木学会第71回年次学術講演会講演概要集,pp.499-500,2016

タイトルに関連する用語 (8件)： 解体 ,  リサイクル ,  廃棄物処理 ,  震災 ,  コンクリートがら ,  海水 ,  コンクリート ,  施工