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J-GLOBAL ID:201702262806637444   整理番号:17A0381897

Vitis vinifera cv.カベルネソーヴィニヨンの液果において,鉄の供給がアントシアニン量や関連遺伝子の発現に影響する

Iron Supply Affects Anthocyanin Content and Related Gene Expression in Berries of Vitis vinifera cv. Cabernet Sauvignon
著者 (10件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アントシアニンは,赤ブドウや赤ワインの品質に対して重要な化合物であり,窒素,リン,カリウム,亜鉛や鉄といった栄養素によって影響することがある。本研究では,ブドウ液果のアントシアニン量における鉄供給効果について,より理解を得る事を目的とした。この目標を達成するため,自根,樹齢4年のカベルネソーヴィニヨンのワインの木(Vitis vinifera)に,完全栄養液中にエチレンジアミンジ(o-ヒドロキシフェニル)酢酸鉄(Fe-EDDHA)由来の0,23,46,92及び184μMの鉄(Fe)を用いて,3日毎に施肥潅漑した。Fe欠乏あるいは過剰は一般に,滴定可能な酸度や皮/液果比を高くし,また糖濃度,糖/酸比,pH,液果重量及びアントシアニン濃度は低くした。本研究において検出した個別のアントシアニンの多くは,シアニジン-O-グリコシド,デルフィニジン-3-O-グリコシド及びシアニジン-3-O-(6-O-クマリル)-グリコシドを除いて,中間のFe(46μM)処理ブドウにおいて,他の処理のものより顕著に高い濃度であった。カルコンイソメラーゼ(CHI),フラバノン3-ヒドロキシラーゼ(F3H),ロイコアントシアニジンジオキシゲナーゼ(LDOX)及びアントシアニンO-メチルトランスフェラーゼ(AOMT)をコードする遺伝子は,46μMFeで培養した苗木の液果において,他のFe濃度で培養したものと比較して,高い転写レベルを示した。著者らは,ブドウの糖濃度,アントシアニン濃度及びアントシアニン生合成に関与する遺伝子の転写は,Fe濃度と相互関係していたと示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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果実とその加工品 
物質索引 (4件):
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