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J-GLOBAL ID:201702262817174727   整理番号:17A1489194

統合失調症におけるミトコンドリアの多面的機能不全;可能な病理学的標的としての複合体I【Powered by NICT】

Mitochondrial multifaceted dysfunction in schizophrenia; complex I as a possible pathological target
著者 (1件):
資料名:
巻: 187  ページ: 3-10  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3162A  ISSN: 0920-9964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリアは細胞の主要なエネルギー供給者をであることを越えて種々の必須の細胞過程において重要な役割を果たしている。,神経シナプス伝達,ニューロンの成長と発芽に関与し,結果として神経可塑性と連結性。加えて,ミトコンドリアは健康及び疾患における生理的応答における遺伝子転写と炎症の調節に関与している。統合失調症は,現在主にドーパミン作動性,グルタミン酸作動性およびGABA作動性種々の神経伝達物質系における免疫系障害,異常な神経分化とその異常に関連する神経発達障害と考えられている。過去10年間統合失調症におけるミトコンドリアの多面的機能不全を示す上で蓄積されてきた十分な証拠。,ミトコンドリア欠損はこの疾患にみられる病理の大部分の関連性である。本論文では,統合失調症におけるミトコンドリアの特異的欠損を概観し,ミトコンドリア電子伝達鎖(ETC)の最初の複合体(複合体I)に焦点を当てた。ミトコンドリアETCの制御における主要因子であり,複合体Iはミトコンドリアの種々の機能の重要な調節因子であることを論じた。ミトコンドリア障害の生化学的,分子的,細胞的および機能的証拠と統合失調症におけるin vitro神経分化効率に影響するそれらの可能性のある収束をレビューした。統合失調症におけるミトコンドリア機能は疾患の病態生理学の理解を前進させ,患者の利益のための新しい治療標的への道を開く可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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精神科の基礎医学 
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