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J-GLOBAL ID:201702262885630954   整理番号:17A1127361

硫酸TiO_2プロセスにおける合成ルチルの複合生産【Powered by NICT】

Combined production of synthetic rutile in the sulfate TiO2 process
著者 (5件):
資料名:
巻: 705  ページ: 572-580  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,原料として硫酸TiO_2プロセスからの中間体である硫酸化チタン鉄鉱を用いた合成ルチルの調製のための新しいプロセスを述べた。合成ルチルは,硫酸化チタン鉄鉱の選択的熱分解した後,種々の不純物の除去のための標的化浸出によって得ることができた。分解ユニットの結果は,ほとんどすべての硫酸化チタン鉄鉱中のTiOSO_4はTiO_2に分解し,一方,鉄成分は主に最適熱分解条件における硫酸塩,すなわち,540~°Cの焙焼温度と空気流の下でまたは停滞空気中で120分間のロースティング時間または510~°Cの焙焼温度及び窒素流動下で120分間のロースティング時間の形で存在することを示した。熱分解は三段階に分けることができる。硫酸化チタン鉄鉱中のチタンと鉄の硫酸塩は最初TiO_2と水不溶性FeOHSO_4に分解し,それぞれ500~°C以下温度であった。FeOHSO_4はさらに500 560~°Cで水溶性Fe_2O(SO_4)2に転換した。Fe_2O(SO_4)2は560~°C以上の温度でFe_2(SO_4)3とFe_2O_3に分解した。TiO_2~含有スラグ中の水溶性金属硫酸塩,水不溶性FeOHSO_4/Fe_2O_3とSiO_2は水,希硫酸と水酸化ナトリウムを用いて浸出により除去できた。結果は,マグネシウム,カルシウムなど不純物の大部分と同様に,鉄の70 85%を水で浸出できることを示し,全鉄の92%までが15wt%H_2SO_4溶液中のそれに続く酸浸出後に除去できたが,ケイ素除去は5wt%NaOH溶液中で65%に達した。上記最適条件下で得られた90wt%,全MgO+CaO1wt%以下のTiO_2含有量の合成ルチル。本プロセスは硫酸TiO_2工程と統合した,チタニア顔料と合成ルチルを同時に生成することができた。TiO_2選鉱プロセスの利点は温和な反応条件下,完全にH_2SO_4をリサイクルする能力と鉄の大部分,並びに硫酸塩TiO_2生産工程から排出される廃硫酸の包括的利用の回収を含んでいる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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窒素とその化合物  ,  セラミック・磁器の性質 
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