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J-GLOBAL ID:201702262894946874   整理番号:17A1237813

小型非小細胞肺癌におけるホルマリン固定と腫瘍サイズの影響:前向き,単一施設研究【Powered by NICT】

Effect of formalin fixation and tumour size in small-sized non-small-cell lung cancer: a prospective, single-centre study
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 437-445  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:ホルマリン固定は腫瘍退縮を引き起こす可能性がある。本研究の目的は,腫瘍の大きさに及ぼす一晩ホルマリン固定と小型非小細胞肺癌(NSCLC)における腫瘍の大きさの変化の臨床病理学的パラメータの効果を前向きに評価した。【方法】と結果:著者らの研究は,まだ固まらない状態に提出された126外科的に切除したNSCLC試験片を含んでいた。新鮮およびホルマリン固定試験片の中で最大の横断的腫瘍径を測定した。腫瘍の大きさは有意に異なっていた(平均,0.66mm;P<0.001)と正の新鮮およびホルマリン固定試料の間の相関(r~2=0.982; P<0.001)であった。固定後のパーセント差は4.06%であった。ホルマリン固定は腫瘍縮小46.8%,腫瘍増大4.8%,3.17%における腫瘍病期シフトを引き起こした。ホルマリン固定後の腫瘍サイズ>10%変化のリスクは鱗状パターン[オッズ比(OR):6.268;P=0.001]を有する腫瘍で増加し,subsolid腫瘍(OR: 4.068; P=0.011),およびin situ(AIS)/低浸潤腺癌(MIA)組織学(OR: 6.545; P=0.003)における腺癌の存在であった。胸膜ディンプリング後固定(OR: 0.162; P=0.019)腫瘍の大きさ変化のリスクを低下させた。多変量解析で,鱗状パターン(OR: 4.601; P=0.010)とAIS(人工免疫システム)/MIA組織学(OR: 4.381; P=0.026)は有意な危険因子。より長い虚血時間は浸潤性腺癌サブグループ(OR: 5.357; P=0.021)における腫瘍縮小のための単一危険因子であった。【結論】NSCLC腫瘍は縮小しまたは一夜ホルマリン固定後に4.06%拡大した。鱗状パターンとAIS/MIA組織学は固定後の腫瘍の有意な縮小と成長の両方の独立した危険因子であった。より長い虚血時間は浸潤性腺癌における腫瘍の有意な縮小のための単一危険因子であった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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腫ようの実験的治療 
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