抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオメトリクス個人認証が注目され,指紋認証や虹彩認証といった身体的特徴による認証方法が使用されているが,これらの個人認証には偽造の問題がある。そこで本研究では,指の太さや握りこぶしの大きさなどの身体的特徴だけではなく握りの癖といった行動的特徴が現れる握りこぶしを新たなモダリティと考えた。本研究では,握りこぶしの全周囲画像を収集するために構築した撮影システムと認証方法,認証結果について述べる。認証にはAKAZE特徴点,画像から画素値の和を算出したプロフィール,特徴線の3つの認証方法を用いている。この3つの認証方法から最良の組み合わせを使って統合認証したとき,EER=8.6%という結果が得られた。(著者抄録)