文献

J-GLOBAL ID：201702262943159130   整理番号：17A0706003

鉄筋及び鋼板筋を用いたコンクリート梁部材重ね継手の付着割裂強度

著者 (2件)： 松永竜治 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  師橋憲貴 (日本大 生産工)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 54  ページ： 501-505  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼板筋のコンクリートとの付着性について検討を行うため,鋼板筋を主筋に用いたコンクリート梁部材を作製し,材齢5週時の付着割裂実験を行い,鉄筋を主筋に用いた場合と付着割裂強度の比較を行った。その結果,1)鉄筋および鋼板筋を用いた梁部材は,重ね継手におけるサイドスプリット型の付着割裂破壊となる最終破壊形状を示すこと,2)主筋に鋼板筋を使用した梁部材の主筋長期許容応力時に,最大曲げ亀裂幅は鉄筋を使用した梁部材と比較して大きくなる傾向があること,などが分かった。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  梁 ,  *重ね継手 ,  付着 ,  鋼板 ,  補強筋 ,  鉄筋 ,  応力割れ ,  亀裂幅 ,  亀裂伝搬 ,  配筋 ,  破壊モード ,  荷重-変形関係 ,  付着強さ
準シソーラス用語： 割裂 ,  付着割裂強度

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (3件)：

• 1) 国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課:建設労働需給調査結果(平成27年8月調査),平成27年9月28日公表, pp.1-10
• 2) 高木智子、阿部忠、師橋憲貴、塩田啓介:展張格子鋼板筋を用いたRCはりの補強効果に関する研究,コンクリート工学年次論文集, Vol.37, No.2, 2015, pp.1273-1278
• 3) 日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説,2010年

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉄筋 ,  鋼板 ,  コンクリート ,  梁部材 ,  重ね継手 ,  付着割裂強度