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J-GLOBAL ID：201702262965105067   整理番号：17A1244782

CaTiO_3:Er~3+,Ni~2+広帯域高感度アップコンバータ:結晶シリコン太陽電池のための未利用近赤外太陽照射を採水するための有効な方法【Powered by NICT】

CaTiO₃:Er³⁺,Ni²⁺ broadband-sensitive upconverter: An effective way to harvest unused NIR solar irradiation for crystalline silicon solar cells

著者 (3件)： Luitel Hom Nath (Toyota Central Research and Development Laboratories, Inc., Nagakute, Aichi, 480-1192, Japan) ,  Mizuno Shintaro (Toyota Central Research and Development Laboratories, Inc., Nagakute, Aichi, 480-1192, Japan) ,  Takeda Yasuhiko (Toyota Central Research and Development Laboratories, Inc., Nagakute, Aichi, 480-1192, Japan)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 214  号： 8  ページ： null  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1060 1630nm光子,存在する結晶シリコン(c Si)太陽電池に利用されていないを収穫し,980nmにアップコンバートできるCaTiO_3:Er~3+,Ni~2+における広帯域高感度アップコンバージョン(UC)を実現した。Ni~2+増感剤は1060 1450nm光子を吸収し,Er~3+エミッタへエネルギーを移動した。直接Er~3+イオンにより吸収されることを1450 1630nm光子に加えて,1060 1450nm光子はEr~3+,Ni~2+を共ドープしたアップコンバージョンで980nmにも周波数逓倍,従来Er~3+のみをドープしたアップコンバータと比較して,c-Si太陽電池のより顕著に増強された変換効率をもたらした。Ti~4+部位でのNi~2+ドーピングに起因する電荷不均衡を補償するためにNb~5+共ドーピングはUC発光を強化した。同様に,Ca~2+サイトでのEr~3+ドーピングに起因する電荷不均衡はアルカリイオン(Li~+, Na~+, K~+)の共ドーピングにより補償され,UC発光強度の顕著な改善をもたらした。ほぼ6.5倍強いUC発光は以前に報告されたCaZrO_3:Er,Niのものと比較して新しく開発したCaTiO_3:Er,Niアップコンバータで実現した。より高いNi→Erエネルギー移動効率とより効率的なEr~3+UC発光に基づいて説明した。これらアップコンバータは両面c-Si太陽電池の背面に適用した場合,~4.8%絶対効率改善が可能である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： エネルギー移動 ,  周波数逓倍 ,  効率化 ,  光子 ,  *広帯域 ,  発光 ,  *近赤外線 ,  電荷 ,  *太陽電池 ,  *高感度 ,  ドーピング ,  *倍周器
準シソーラス用語： 発光強度 ,  共ドーピング ,  変換効率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： CaTiO3 ,  エネルギー移動 ,  エルビウム ,  光子アップコンバージョン ,  Ni~2+増感 ,  太陽電池

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (7件)： 広帯域 ,  高感度 ,  アップコンバータ ,  結晶シリコン太陽電池 ,  近赤外 ,  太陽照射 ,  採水