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J-GLOBAL ID:201702263001658480   整理番号:17A1248657

小児造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス血症の危険因子と転帰【Powered by NICT】

Risk factors and outcomes of cytomegalovirus viremia in pediatric hematopoietic stem cell transplantation patients
著者 (11件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 307-313  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3215A  ISSN: 1684-1182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サイトメガロウイルス(CMV)は易感染性宿主に有意な死亡率と罹患率を引き起こす主要な病原体である。CMVウイルス血症とその転帰と関連するリスク因子を見出すことが重要である。発生率,発症時間,CMVウイルス血症の危険因子,および造血幹細胞移植(HSCT)を受けた57名の小児患者におけるCMV疾患の特性を調べた。2011年8月と2014年3月間,国立台湾大学小児病院での小児造血幹細胞移植患者の症例について検討した。ウイルス血症は血しょうCMVリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT PCR)アッセイにより同定した。57例中十八例(32%)は,中央値23日HSCT後( 3範囲日)でのCMVウイルス血症を開発した。CMVウイルス血症の八十九%(16/18)を100日間移植後以内に生じた。四人の患者は最終的にCMV疾患を有していた(CMV大腸炎1とCMV肺炎と3)および1人の患者は肺出血と敗血症を合併したCMV肺炎のため死亡した。単変量解析によるCMVウイルス血症と関連した重要な危険因子は高齢(p=0.03),白血病患者[オッズ比(OR):5.2;95%信頼区間(CI):1.52~17.7,P=0.008),同種H SCT(OR: 14.57, 95% CI: 1.76~120.5, p=0.002),移植前antithymoglobulin(ATG)使用(OR: 5.09, 95% CI: 1.52~16.9, p=0.007),移植片対宿主病(GvHD)(OR: 10.1, 95% CI: 2.7~38.7, p<0.001),および胃腸管GvHD(OR: 10.9, 95% CI: 2.72~43.9, p=0.001)を含んでいる。小児移植後の患者では,CMVウイルス血症は移植後100日以内に起こった。CMVウイルス血症に関連する危険因子は,高齢診断年齢,白血病患者,非血縁ドナー造血幹細胞移植,移植前ATG使用,GvHD,消化管GVHDを含んでいる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  感染症・寄生虫症の治療 

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