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J-GLOBAL ID：201702263099440012   整理番号：17A0499267

二次元窒素化有孔C₂Nナノシート中の熱伝導率の巨大減少

Giant reduction of thermal conductivity in a two-dimensional nitrogenated holey C₂N nanosheet

著者 (2件)： Zhang Tingting (School of Physics and Electronic & Electrical Engineering, Huaiyin Normal University, Huai’an, Jiangsu 223300, P. R. China. [e-mail]) ,  Zhu Liyan
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 3  ページ： 1757-1761  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 平衡分子動力学シミュレーションによって単分子層有孔C₂Nナノシートの熱伝導性率を検討した。グラフェンと比較するとC₂Nの格子熱伝導率は大きさが2桁減少し,ジグザグ方向とヒジカケイス方向との両方で300 Kにおいて40W・m^-1K^-1前後であった。格子動力学計算は窒素原子の取込および有孔構造に起因する減少した群速度および短縮したフォノン寿命がそのような巨大な熱伝導率の減少を説明することを明らかにした。本研究はまたグラフェンの熱伝導率を抑制するためにはピリジン様窒素ドーピングの方がグラファイト様窒素ドーピングより効率的な方法であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *炭素化合物 ,  *窒化物 ,  *ナノシート ,  *熱伝導率 ,  *多孔質体 ,  計算機シミュレーション ,  群速度 ,  フォノン
準シソーラス用語： 格子熱伝導率 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 窒素 ,  有孔 ,  ナノシート ,  熱伝導率