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J-GLOBAL ID：201702263147770994   整理番号：17A0868278

ヘキサシアノ鉄酸塩における電荷移動と衝撃電子-振動エネルギー変換:超高速光電子と過渡赤外研究【Powered by NICT】

Charge-transfer and impulsive electronic-to-vibrational energy conversion in ferricyanide: ultrafast photoelectron and transient infrared studies

著者 (5件)： Ojeda Jose (Laboratory of Ultrafast Spectroscopy, ISIC, and Lausanne Centre for Ultrafast Science (LACUS), Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, CH-1015 Lausanne, Switzerland. [e-mail]) ,  Arrell Christopher A. ,  Longetti Luca ,  Chergui Majed ,  Helbing Jan
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 26  ページ： 17052-17062  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H_2O,D_2Oとエチレングリコール中のフェリシアン化物の光物理液体と過渡振動分光法の超高速光電子分光法(PES)を組み合わせることにより,配位子-金属電荷移動(LMCT)遷移の励起により研究した。水中の400nm励起で,PES結果はFe~3+Fe~2+への迅速な還元と~2065cm~ 1で強く広がった赤外吸収の出現と崩壊を伴う~0.5psにおける逆電子移動を示した。エチレングリコールでは,同じIR吸収バンドは~1psで減衰し,溶媒に逆電子移動の強い依存性を示唆した。基底状態第二鉄種はCN伸縮モードの二量子までの有意な励起,10psの時間スケールで減衰し完全に振動的にホットな残されている。265nm励起下でも高いCN伸縮レベルが存在する。最後に,小さな残留過渡IR信号から,励起種の2%未満が光アクア化を受け,初期フラッシュ光分解実験と一致してことを推定した。後者は400nm励起,このシステムでの光解離は,大過剰の振動エネルギーに関連しない統計的プロセスであることを示唆すると比較して265nmでより顕著であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  *電荷移動遷移 ,  水溶液 ,  重水 ,  *光電子分光分析 ,  *時間分解分光法 ,  鉄化合物 ,  還元 ,  *電子移動 ,  *赤外吸収スペクトル ,  過渡振動 ,  励起状態 ,  光化学反応 ,  アクア化 ,  振動エネルギー ,  電子衝突 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： 鉄イオン ,  *配位子-金属電荷移動遷移

分類 (3件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  有機化合物・錯体の電子分光スペクトル(分子)  (BH06092P)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (8件)： ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  電荷移動 ,  衝撃 ,  電子 ,  振動エネルギー ,  光電子 ,  赤外 ,  研究