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J-GLOBAL ID:201702263163984312   整理番号:17A0891589

階層構造の多孔性ポリベンゾイミダゾール微細ふるい:ポリイオン液体を経由した無水陽子輸送用の効率的なアーキテクチャ

Hierarchical Porous Polybenzimidazole Microsieves: An Efficient Architecture for Anhydrous Proton Transport via Polyionic Liquids
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 14844-14857  発行年: 2017年05月03日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報では,階層構造の多孔性ポリベンゾイミダゾール(HPBI)微細ふるい中に埋め込まれた階層構造の高分子イオン液体(PIL)チャネルで構成されている革新的な高温プロトン交換膜(HTPEM)概念を提案した。一見してHPBI保持体の固有気孔率が無用で有害とすら見えるかも知れないが,固有の気孔率により作られる内部表面は,ILの閉込めを可能にし,PILネットワークを通した陽子輸送用に付加的経路を提供している。更に,左様な固有気孔率は,PILの流動性や不十分な機械強度から生じる問題に解決策を与えるかも知れない。著者等の知る限り,HTPEM応用に液体誘起相分離ミクロ成形(LIPSμM)により調製されたHPBI微細ふるいとIL成分のその場重合の組合せは,本検討で初めて試みられた。左様なPIL-HPBI電解質膜は,HPBI微細ふるいの穴あき直鎖状細孔や固有の無秩序細孔の両方の特徴(高速浸透過程,高いネットワーク連結性)を有すると期待された。スポンジ様保持体やち密なPBI微細ふるいに比べて,機械的強度を犠牲にせずにより高くより良好に連結したPIL積込が達成できる筈である。その結果,PBIマトリックス中に階層構造のPILチャネルを構築する実行可能な技法を提供し,そして無水条件下で200°C以下の温度で低コストで長期の運転時間用に効率の良いプロトン交換膜(PEM)が成功裏に開発された。これ等の結果は,電気化学デバイス用に高温で柔軟性の電解質の将来開発用に道を拓いた。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換  ,  膜分離  ,  高分子固体の構造と形態学  ,  その他の高分子の反応  ,  融解塩 

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