文献

J-GLOBAL ID：201702263172315698   整理番号：17A0817682

塩化チオニル-メタノール錯体:量子化学計算と低温マトリックス法による研究

Thionyl chloride-methanol complex: a quantum chemical and matrix-isolation study

著者 (4件)： SUZUKI Eiichi (Iwate Univ.) ,  TAGUCHI Gaku (Iwate Univ.) ,  TOIGUCHI Yuta (Iwate Univ.) ,  YASHIRO Hitoshi (Iwate Univ.)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.1PA-010  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化チオニル-メタノール分子錯体の構造最適化をDFTおよびab initio法により行った。1:1錯体に対し,少なくとも4種類の局所安定構造が得られた。そのうちの2種類はQTAIM解析から弱い水素結合錯体と分類された。他の2種類の錯体ではO-Sボンドパスが認められた。いずれの錯体でも,錯体形成に伴いメタノールのOH伸縮振動は10-20cm-1のレッドシフトを示した。これはArマトリックス中で観測された新たな赤外吸収に対応している。(著者抄録)

シソーラス用語： *塩化チオニル ,  *脂肪族アルコール ,  錯体生成 ,  計算 ,  マトリックス【母体】 ,  *分子化合物 ,  構造最適化 ,  密度汎関数法 ,  ab initio法 ,  水素結合錯体 ,  伸縮振動【分子】
準シソーラス用語： 低温マトリックス ,  *分子錯体 ,  量子化学計算

分類 (1件)： 分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 塩化チオニル ,  メタノール ,  錯体 ,  量子化学計算 ,  低温マトリックス ,  研究