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J-GLOBAL ID:201702263174336635   整理番号:17A1170650

CsAと結紮誘発炎症の併用により誘発された新規歯肉増殖症マウスモデル【Powered by NICT】

A novel gingival overgrowth mouse model induced by the combination of CsA and ligature-induced inflammation
著者 (7件):
資料名:
巻: 445  ページ: 31-36  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薬剤性歯肉増殖症(DIGO)はフェニトイン,ニフェジピン,シクロスポリンA(CsA)による歯肉組織の拡大の副作用である。歯肉炎症はDIGOを開始する重要な因子として同定されている。DIGOにおける炎症の役割を明らかにするために十分な動物モデルはまだ生成されていない。炎症の役割を評価するための新規CsA誘導歯肉増殖症マウスモデルについて述べた。結さつが歯肉炎を誘発するために7日間上顎第二臼歯周囲に置いた,CsA(50mg/kg/日)は,各実験期間中のマウスに投与した。歯肉における炎症性サイトカインの歯肉増殖とm RNA発現の重症度は歯肉増殖度,組織学的解析,及びRT-PCRにより評価した。結さつとの組合せによる28日間のCsAの投与は有意に歯肉増殖度を増加させ,結合組織領域を拡大した。歯肉増殖度の増加は21日まで時間依存的に継続した。さらに,CsAの中止は歯肉増殖を減少させた。薄い結さつ(7 0サイズ)は,厚い結さつ(5 0結さつ)よりも弱い腫瘍壊死因子(TNF)-α,インターロイキン(IL)- 1βおよびIL-6mRNA発現と歯肉増殖を誘導した。歯肉における炎症性サイトカインの発現を抑制する,抗生物質混合物の投与は結紮とCsAにより誘導された歯肉異常増殖を減弱させた。これらの結果は,歯肉組織の炎症はCsA誘導歯肉増殖症の開始において役割を果たすことを示唆する。歯肉増殖症マウスモデルは,歯肉炎症の観点からDIGOの病因を明らかにするための可能性を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生体防御と免疫系研究法 
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