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J-GLOBAL ID：201702263186741228   整理番号：17A1284455

アンギオテンシンIIによって誘導されたApoE-/-マウス腹大動脈瘤の形成に及ぼすボルテゾミブの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Bortezomib on Angiotensin II-induced Abdominal Aortic Aneurysm in ApoE-/-Mice

著者 (5件)： Li Fangda (中国医学科学院北京協和医学院北京協和医院血管外科,北京,100730) ,  Li Huihua (大連医科大学附属第一医院心血管病研究所,遼寧大連116011;大連医科大学公共衛生学院慢性非伝染性疾病預防控制中心,遼寧大連1 16044) ,  Tian Cui (首都医科大学基礎医学院生理学与病理生理学系,北京,100069) ,  Nie Hao (中国医学科学院北京協和医学院北京協和医院血管外科,北京,100730) ,  Zheng Yuehong (中国医学科学院北京協和医学院北京協和医院血管外科,北京,100730)
資料名： Zhongguo Yixue Kexueyuan Xuebao  (Zhongguo Yixue Kexueyuan Xuebao)
巻： 39  号： 1  ページ： 120-127  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2236A  ISSN： 1000-503X  CODEN： CIHPDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】アンギオテンシンII(AngII)によって誘導されるApoE遺伝子ノックアウト(ApoE-/-)マウスの腹部大動脈瘤(AAA)に及ぼすプロテアソーム阻害剤ボルテゾミブ(BTZ)の影響を研究する。方法:8~10週齢の雄性ApoE-/-マウス40匹を,1週間の給餌後に,Sham群,BTZ群,AngII群,AngII+BTZ群の4群にランダムに分けた。【方法】Ang II群(n=10)を用いて,Ang II群(1000ng/(kg kg))を用いて,AAAモデルを確立した。BTZ群とAngII+BTZ群では,プロテアソーム阻害剤BTZの50μg/kgを1日2回腹腔内投与し,28日後に腹部大動脈の最大直径とAAAの発生率を測定した。HE染色により組織中の炎症反応状況を観察し、免疫組織化学染色及びフローサイトメトリー分析により組織中のTリンパ細胞数を測定し、qPCRにより組織中の接着因子(ICAM-1)のmRNA発現を測定した。核転写因子活性化因子(NF-κB)の発現は,ウエスタンブロット法によって検出した。結果:Sham群、BTZ群、AngII群とAngII+BTZ群のマウスの腹大動脈の最大直径の平均値はそれぞれ(1.00±0.01)、(0.99±0.01)、(1.50±0.13)と(1.20±0.04)mm(F=8.959,P=0.000)であった。Ang II群,AngII+BTZ群,およびSham群におけるAAAの発生率は,Sham群(P=0.000)およびAngII+BTZ群(P=0.015)より有意に高かった(それぞれ,60%,17%および0%,P<0.05,P<0.05,P<0.05,P<0.05,P<0.05,P<0.05,P<0.05,P<0.05,P<0.05)。。・・・・・.......,およびHE染色は,以下の結果を示した(P<0.05)。Ang II群の血管壁の厚さと炎症細胞の浸潤数はSham群とAngII+BTZ群より明らかに増加した。免疫組織化学染色により,AngII群におけるCD3+Tリンパ球の浸潤数は107.9±15.9で,Sham群の0(P=0.000)とAngII+BTZ群の0.8±0.5(P=0.000)より有意に高いことが示された。フローサイトメトリーの結果は,AngII群におけるCD3+Tリンパ球の比率が(13.50±0.69)%で,AngII+BTZ群(10.40±0.78)%より有意に高いことを示した(P=0.040)。4週目に,AngII群のCD3+Tリンパ球の比率は,(22.70±0.93)%であり,AngII+BTZ群(15.10±0.97)%より有意に高かった(t=5.654,P=0.005)。Sham群,BTZ群,AngII群およびAngII+BTZ群におけるICAM-1のmRNA発現レベルは,Sham群におけるそれらより有意に高かった(1.00±0.15,0.34±0.03,1.93±0.54および0.83±0.08,F=6.797,P=0.001)。そのうち、AngII群はSham群(P =0.011)とAngII+BTZ群(P =0.009)より明らかに高く、Western blotの測定結果により、以下のことが明らかになった。AngII群におけるNF-κB核転写抑制因子のリン酸化レベルは,Sham群とAngII+BTZ群におけるそれらより有意に低く,p65リン酸化レベルの増加に伴って増加した。結論:BTZはNF-κBシグナル伝達経路の活性化を抑制し,ICAM-1発現を下方制御し,CD3+Tリンパ球の凝集を抑制し,炎症反応を軽減し,AAAの発生を抑制する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *腹大動脈 ,  *アンギオテンシンII ,  NFκB ,  浸潤 ,  ウェスタンブロット法 ,  フローサイトメトリー ,  ダウンレギュレーション ,  HE染色 ,  リン酸化 ,  血管壁 ,  リンパ ,  腹腔内投与
準シソーラス用語： ICAM-1 ,  mRNA発現 ,  炎症反応 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： abdominal aortic aneurysm ,  proteasome ,  bortezomib ,  inflammation ,  nuclear factor κB signaling

分類 (2件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  循環系の疾患  (GJ03000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： アンギオテンシンII ,  誘導 ,  マウス ,  腹大動脈瘤 ,  ボルテゾミブ