文献

J-GLOBAL ID：201702263259145592   整理番号：17A0961243

B(C₆6F₅5)₃による両性イオン性環拡大重合により得られる環状ポリ(グリシジルフェニルエーテル)中の不純物の検出,定量化および「クリック-スカベンジング」

Detection, Quantification, and “Click-Scavenging” of Impurities in Cyclic Poly(glycidyl phenyl ether) Obtained by Zwitterionic Ring-Expansion Polymerization with B(C₆F₅)₃

著者 (7件)： HAQUE Farihah M. (Tulane Univ., Louisiana, USA) ,  ALEGRIA Angel (CSIC, San Sebastian, ESP) ,  ALEGRIA Angel (Univ. the Basque Country, San Sebastian, ESP) ,  GRAYSON Scott M. (Tulane Univ., Louisiana, USA) ,  BARROSO-BUJANS Fabienne (CSIC, San Sebastian, ESP) ,  BARROSO-BUJANS Fabienne (Donostia International Physics Center (DIPC), San Sebastian, ESP) ,  BARROSO-BUJANS Fabienne (IKERBASQUE, Bilbao, ESP)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 50  号： 5  ページ： 1870-1881  発行年： 2017年03月14日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリシジルフェニルエーテル(GPE)とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン[B(C₆F₅)₃]の双性イオンの環拡大重合は,環状ポリエーテルを大量に生成するのに便利な一段階法である。MALDI-TOF MS,FTIR分光法,およびゲル浸透クロマトグラフィー/多角形光散乱で分析した。構造不純物の末端基官能化は,Mn=1.1および11.7kg/molの環状ポリグリシジルフェニルエーテル試料中のオタマジャクシおよび線状重合体の同定において特に有用な方法であった。さらに,示差走査熱量測定は,構造的不純物の存在が環状ポリエーテルのガラス転移温度のわずかな低下(1.4~2.0°C)を引き起こすだけであることを実証した。

シソーラス用語： 有機ホウ素化合物 ,  開環重合 ,  *MALDI-TOF MS ,  FTIR分光法 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  光散乱 ,  示差走査熱量測定 ,  ガラス転移点 ,  スペクトロスコピー ,  ポリエーテル ,  タドポール ,  *環拡大反応 ,  双性イオン ,  *飛行時間法
準シソーラス用語： 環状重合体 ,  線状重合体 ,  *大環状ポリエーテル ,  誘電分光法

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (2件)： グリシジルフェニルエーテル ,  トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン

タイトルに関連する用語 (8件)： 両性イオン ,  環拡大 ,  重合 ,  環状 ,  グリシジルフェニルエーテル ,  不純物 ,  定量化 ,  クリック