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J-GLOBAL ID:201702263269657510   整理番号:17A1639714

骨粗しょう症に対するデノスマブ治療の中止:ECTSによる系統的レビューとポジションステートメント【Powered by NICT】

Discontinuation of Denosumab therapy for osteoporosis: A systematic review and position statement by ECTS
著者 (12件):
資料名:
巻: 105  ページ: 11-17  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0177D  ISSN: 8756-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨粗しょう症治療の最適期間は議論の余地がある。ビスホスホネートとは対照的に,デノスマブは骨マトリックスに取り込ませず,骨ターンオーバーはその中止後抑制されない。最近の報告は,デノスマブ中止は多発性脊椎骨折のリスク増加につながる可能性があることを示唆した。ヨーロッパ石灰化組織学会(ECTS)はデノスマブ停止の影響に関する既存の文献の系統的レビューを行い,管理に関するアドバイスを提供するために,ワーキンググループを形成した。第2相と第3相臨床試験からのデータは,デノスマブの中断後の骨ミネラル密度(BMD)と骨ターンオーバーマーカー(BTMs)の急激な増加の急激な低下を強調する。臨床症例シリーズは,デノスマブの中断後の多発性脊椎骨折を報告し,自由と自由拡張試験の新たな分析は,にもかかわらず,証明しない,デノスマブは骨吸収におけるリバウンド増加による止まったときの多発性脊椎骨折のリスクが増加する可能性があることを示唆した。そのような効果の起こる骨喪失を防止するための対策に関する強い証拠は不足しているが,デノスマブの中断後の多発性脊椎骨折のリスク増加であると思われる。臨床医と患者は,この潜在的リスクを認識すべきである。利用可能なデータに基づいて,再評価はデノスマブ治療の5年後に実施されるべきである。高い破壊リスクで考慮される患者は10年までのデノスマブ療法を継続または代替治療に切り替えるべきである。低リスク患者では,デノスマブを中止する決定は5年後にできたが,ビスホスホネート治療は骨ターンオーバーにおけるリバウンド増加を低減または予防するため考慮すべきである。しかし,最適ビスホスホネート療法後デノスマブは現在不明であるのでデノスマブの継続も利用可能になる進行中の試験から結果までと考えられる。電流データに基づいて,脊椎骨折リスクの急速なBMD損失と潜在的リバウンドを防ぐためにデノスマブは代替治療を考慮せずに停止すべきではない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の代謝作用薬の臨床への応用  ,  運動器系疾患の薬物療法 

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