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J-GLOBAL ID：201702263321529719   整理番号：17A1758909

吸収線のあるクエーサーの高周波数モニタリング

High-frequency monitoring of quasars with absorption lines

著者 (5件)： CEGLOWSKI Maciej (NCU, Torun, POL) ,  HAYASHI Takayuki J. (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  HAYASHI Takayuki J. (Azabu Junior and Senior High School, Tokyo, JPN) ,  KUNERT-BAJRASZEWSKA Magdalena (NCU, Torun, POL) ,  KATARZYNSKI Krzysztof (NCU, Torun, POL)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 69  号： 5  ページ： 77.1-77.12  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかのクエーサーで観測された広い吸収線の起源を調べた。最も明るい天体のサンプルを選定し,VERA干渉計を使って22GHzで観測した。またこれらのクエーサーのフラックス変動を30GHzでモニターするためにポーランドのTorunに置かれた単一鏡32mアンテナも使った。始めに選定した19天体から16の天体を検出することに成功した。著者等の観測の主要な目的は,観測された天体の空間的な向き(orientation)と天体の進化の状態を決定することである。電波マップを調べ,フラックス変動研究を実行し,電波スペクトルと広帯域周波数領域における放射を吟味した。著者等のサンプルのクエーサーのほとんどは,若い電波天体へ同じように進化するように見える。しかしながら,二つの天体の電波構造は,これらの天体が活動を再開した活動銀河核であることを示唆している可能性がある。このことは,著者等のサンプルにおける進化ステージの多様性を示している。調べた天体の内6個はフラックス変動天体の候補として分類した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *クェーサー ,  *吸収線 ,  フラックス【流束】 ,  変動 ,  星の進化 ,  電波観測 ,  中心核
準シソーラス用語： VERA【天文】 ,  活動銀河核

分類 (1件)： 星雲  (DB06000W)

引用文献 (69件)：

• Abazajian, K., et al. 2005, AJ, 129, 1755
• Aller, H. D., Aller, M. F., Latimer, G. E., & Hodge, P. E. 1985, ApJS, 59, 513
• Becker, R. H., White, R. L., Gregg, M. D., Brotherton, M. S., Laurent-Muehleisen, S. A., & Arav, N. 2000, ApJ, 538, 72
• Browne, I. W., Mao, S., Wilkinson, P. N., Kus, A. J., Marecki, A., & Birkinshaw, M. 2000, Proc. SPIE, 4015, 299
• Capellupo, D. M., Hamann, F., Shields, J. C., Rodríguez Hidalgo, P., & Barlow, T. A. 2012, MNRAS, 422, 3249

タイトルに関連する用語 (4件)： 吸収線 ,  クエーサー ,  高周波数 ,  モニタリング