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J-GLOBAL ID：201702263383160796   整理番号：17A0499714

無欠陥グラフェン,欠陥グラフェンおよび官能化グラフェンのガス吸着機構

On the mechanism of gas adsorption for pristine, defective and functionalized graphene

著者 (8件)： You Y. (Centre for Sustainable Materials Research and Technology (SMaRT), School of Materials Science and Engineering, University of New South Wales, Sydney, Australia. [e-mail] [e-mail]) ,  Deng J. ,  Tan X. ,  Gorjizadeh N. ,  Yoshimura M. ,  Smith S. C. ,  Sahajwalla V. ,  Joshi R. K.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 8  ページ： 6051-6056  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンの欠陥は,今では欠点と考えられていない。逆に,欠陥はグラフェンの適応性を拡大する。密度汎関数理論を用い,NO₂吸着に対する炭素欠乏,吸着原子(Fe)ドーパントおよび官能基(カルボニル基,エーテル基)の導入,これら三種類のグラフェンの欠陥が及ぼす影響を検討した。グラフェンへのFeのドーピングはNO₂の吸着過程を促進した。吸着エネルギーの計算では,Feを添加した単一空孔および四空孔グラフェンがFeを添加した二空孔および三空孔グラフェンのよりも高いNO₂吸着を示した。欠陥グラフェンの不飽和炭素と酸化官能基は,NO₂分子の吸着に高い活性を示した。NO₂の結合強度はFeを添加したグラフェン構造のものより強くなかったが,相対的に低いNO₂の吸着エネルギーは,ガス感度とセンサ回収率の両方で実際のガスセンサに適していた。この理論的研究は,グラフェンの吸着をベースにした応用開発に役立つものと思われる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *グラフェン ,  *吸着 ,  格子欠陥 ,  官能化 ,  密度汎関数法 ,  *二酸化窒素 ,  鉄 ,  ドーパント ,  カルボニル基 ,  エーテル ,  吸着エネルギー ,  空格子点 ,  ガスセンサ ,  ドーピング
準シソーラス用語： ガス感度 ,  ガス吸着 ,  空孔【点欠陥】 ,  密度汎関数理論

分類 (2件)： 吸着剤  (YB03000W) ,  固-気界面一般  (CB12041H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 欠陥 ,  グラフェン ,  官能化 ,  ガス吸着