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J-GLOBAL ID:201702263420165933   整理番号:17A0981376

夏季剪定がラビットアイブルーベリーの葉芽を花芽へと分化させる

Summer Pruning Differentiates Vegetative Buds to Flower Buds in the Rabbiteye Blueberry (Vaccinium virgatum Ait.)
著者 (7件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 300-304(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ブルーベリー類(スノキ属)における剪定は,栄養成長と生殖成長のバランスを維持するために推奨されている栽培技術である。冬季の剪定は,一般的で立証されている技術である。しかし,夏季の剪定は,殆ど研究されてこなかった。今回,5本の異なるラビットアイブルーベリー品種「ティフブルー」低木において各剪定日につき5本の第一シュート(PS)を採取し,6月から11月の活発な成長期の間,通常の半分の長さに生育を抑えた。今回検証された仮説は,夏季剪定がPS基部の花芽を誘導し,キャノピーの生育を抑制し,同じシュートからの翌夏の果実収穫を可能にすることであった。この結果,剪定日の違いによる果実収量および果実品質の差異は認められなかった。早夏の剪定は,第二シュート(SS)を高揚させ,晩秋の剪定は,SSの先端の花芽が翌年結実した。しかし,9月の剪定後にSSは形成されず,PS基部の葉芽のみが花芽に分化し,翌年結実した。したがって,夏季剪定は,冬季剪定の補完あるいは代替として実施することが可能であり,生産者は,キャノピーのサイズに基づいて夏季剪定の剪定日を決定することが可能あると思われた。つまり,より小さなキャノピーの低木では,6月に剪定し,より大きなキャノピーでは9月に剪定することが可能であると思われた。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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果樹  ,  食品の品質 
引用文献 (27件):
  • Albert, T., K. Karp, M. Starast and T. Paal. 2010. The effect of mulching and pruning on the vegetative growth and yield of the half-high blueberry. J. Agronomy Res. 8: 759-768.
  • Banados, P., P. Uribe and D. Donnay. 2009. The effect of summer pruning date in ‘Star’, ‘O’Neal’ and ‘Elliott’. Acta Hortic. 810: 501-507.
  • Darnell, R. L. 1991. Photoperiod, carbon partitioning, and reproductive development in rabbiteye blueberry. J. Amer. Soc. Hort. Sci. 116: 856-860.
  • Faust, M. 1989. Pruning and related manipulations: physiological effects. p. 275-278. In: M. Faust (ed). Physiology of temperate zone fruit trees. Wiley inter science publication, New York.
  • Galletta, G. J., D. Himelrick and L. Chandler. 1990. Blueberry management. p. 273-328. In: G. J. Galletta and D. G. Himelrick (eds.). Small fruit crop management. Prentice Hall, Englewood Cliffs, New Jersey.
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