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J-GLOBAL ID:201702263426605885   整理番号:17A1307606

フリーおよびミクロパターン化表面上の間充織幹細胞の非特異的接着および軟骨誘導に及ぼす材料官能基の影響

Effects of Functional Groups of Materials on Nonspecific Adhesion and Chondrogenic Induction of Mesenchymal Stem Cells on Free and Micropatterned Surfaces
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 28  ページ: 23574-23585  発行年: 2017年07月19日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,基板上における幹細胞分化に関して,基板上の化学官能基が直接分化に影響を及ぼすのか,または,細胞伸展を介して間接的に影響を与えるのかを検討した。そのための方法として,該当する効果を脱共役するためにユニークな表面パターン化基板を用いた。骨髄間充織幹細胞(MSCs)を4つの末端官能基(-CH3,-OH,-COOH,および-NH2)のうちの1つを持つアルカンチオールで被覆した基板表面に播種し,9日間の軟骨誘導培養を実施した。その結果,中性の-CH3および-OH表面上の細胞培養では,荷電性-COOHおよび-NH2表面上での培養に比べて,蛋白質吸着は少なかった。中性表面上での細胞伸展は小さく,荷電表面におけるよりも高レベルの軟骨分化を示した。次に,トランスファー・リトグラフ法を利用してポリ(エチレングリコール)ヒドロゲル上にパターン化表面を作製して,異なるアルカンチオールの自己集合単分子層をもつミクロ島上に単一MSCsを局在化させ,細胞の伸展域を確保した。小ミクロ島は常時軟骨形成誘導に好都合であるのに対し,与えられた細胞伸展域下では官能基タイプは何も軟骨形成誘導には効果が無いことを見出した。このことは,官能基の細胞分化への影響はごく間接的であることを意味する。以上の結果から,化学官能基は,蛋白質吸着調節に次ぐ非特異的細胞接着および細胞伸展を介して細胞分化を調節していることが例証された。
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分類 (2件):
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細胞・組織培養法  ,  医用素材 
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