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J-GLOBAL ID：201702263435296390   整理番号：17A1932630

カルボン酸系薬用活性化合物の生物学的炭素質への吸着特性【JST・京大機械翻訳】

Sorption Characteristics of Pharmaceutically Active Carboxyl Acid Compounds to Biochar

著者 (2件)： Wang Jiayi (中国地質大学(北京)水資源与環境学院,水資源与環境工程北京市重点実験室,北京100083) ,  Bi Erping (中国地質大学(北京)水資源与環境学院,水資源与環境工程北京市重点実験室,北京100083)
資料名： Huanjing Kexue Yanjiu  (Huanjing Kexue Yanjiu)
巻： 30  号： 8  ページ： 1278-1286  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2491A  ISSN： 1001-6929  CODEN： HKYAEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 生物学的炭素質吸着による土壌水環境におけるカルボン酸類PhACs(薬用活性化合物)の作用を研究するため、比表面積、赤外スペクトル、元素分析及び電子顕微鏡スキャンにより、商業稲わらの生物炭素質の構造と性質について検討した。生物学的炭素質の異なる初期pHと異なる初期濃度の5種類のカルボン酸類PhACs[KTP(ケトプロフェン)、IBP(イブプロフェン)、NPX(ナプロキセン)、ASP(アスピリン)、SYA(サリチル酸)]吸着の特徴を研究した。結果は以下を示した。吸着過程は前期の急速な吸着と後期の緩慢な吸着から平衡の二つの段階に分けられる。第一段階では、外表面の吸着とマクロ孔及びメソ孔拡散は吸着を制御するメカニズムであり、第二段階では、生物炭素質内の表面吸着及び基質がミクロ孔中の拡散が吸着に影響する主なメカニズムである。初期のpHが6.0~7.0のとき,等温吸着データはFreundlich吸着等温式に適合し,不均一表面の吸着特性を反映した。生物学的炭素質における5つのカルボン酸類PhACsの吸着能力は,NPX(24.30 g/L)>IBP(15.82 g/L)>KTP(10.44 g/L)>SYA(2.64 g/L)>ASP(1.24 g/L)の順で表されることが示された。溶液の初期pHの変化は選択したPhACsの吸着量に顕著な影響があり、初期溶液のpHがpKa±1.0の範囲内にある時、選択した吸着質の吸着量は最大値に達し、初期pHの上昇に従って、選択したPhACsは主に陰イオンの形で存在した。同時に,生物学的炭素質表面の負電荷は増加し,増強静電反発力は水素結合を弱めた。研究により、水素結合作用は生物炭素質吸着PhACs過程において、主な促進作用を発揮し、それ以外に、ファンデルワールス力及びπ-π電子受容体などの多種の作用によって駆動されることが分かった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： van der Waals力 ,  *炭素 ,  斥力 ,  アニオン ,  *吸着 ,  元素分析 ,  水素結合 ,  吸着等温式 ,  基質 ,  赤外スペクトル ,  比表面積
準シソーラス用語： 吸着量 ,  吸着能力 ,  表面吸着 ,  *吸着特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： carboxyl acid pharmaceutically active compounds ,  biochar ,  sorption ,  solution pH ,  hydrogen bonding

分類 (2件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

タイトルに関連する用語 (5件)： カルボン酸 ,  活性化合物 ,  生物学 ,  炭素質 ,  吸着特性