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J-GLOBAL ID：201702263512941545   整理番号：17A0697535

表面上の磁性原子のスピンデコヒーレンス【Powered by NICT】

Spin decoherence of magnetic atoms on surfaces

著者 (4件)： Delgado F. (Centro de Fisica de Materiales, Centro Mixto CSIC-UPV/EHU, Paseo Manuel de Lardizabal 5, E-20018 Donostia-San Sebastian, Spain) ,  Delgado F. (Donostia International Physics Center (DIPC), Paseo Manuel de Lardizabal 4, E-20018 Donostia-San Sebastian, Spain) ,  Delgado F. (IKERBASQUE, Basque Foundation for Science, E-48013 Bilbao, Spain) ,  Fernandez-Rossier J. (QuantaLab, International Iberian Nanotechnology Laboratory (INL), Av. Mestre Jose Veiga, 4715-330 Braga, Portugal)
資料名： Progress in Surface Science  (Progress in Surface Science)
巻： 92  号： 1  ページ： 40-82  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0310B  ISSN： 0079-6816  CODEN： PSSFBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面上に堆積した磁性原子のスピンデコヒーレンスの問題をレビューした。走査型トンネル顕微鏡(STM)における最近のブレークスルーは,ナノ加工したスピン構造における個々の原子のスピン動力学,分離または統合を調べることを可能にした。スピン分極チップを用いた輸送ポンプとプローブ法は,スピン緩和時間1Tを測定可能にする,電気的に駆動されたSTM単一スピン共鳴の新しい実証は個々の磁性吸着原子のスピンコヒーレンス時間2Tの直接測定を提供してきた。ここでは,理論的観点からのスピンデコヒーレンスの問題を取り上げて論じた。は開放量子系におけるデコヒーレンスの一般的概要を提供し,著者らは縮退スペクトルの場合,磁性原子に関連したで生じるいくつかの詳細あいまいさを論じた。第二に,表面上の磁性原子のスピンコヒーレンスを可能にする物理的機構を検討した。第三に,表面,特に,Kondo相互作用でなく,Johnson雑音によるスピン-フォノン結合とデフェージングに関する研究で主要なスピンデコヒーレンス機構を考察した。最後に,量子技術のより広い関係についての意味を手短に論じた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： デフェージング ,  相互作用 ,  緩和現象 ,  縮退 ,  磁気共鳴 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  スピン分極 ,  スペクトル ,  *磁性 ,  ナノメータ加工 ,  フォノン ,  プローブ
準シソーラス用語： *デコヒーレンス ,  スピンコヒーレンス ,  *磁性原子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： デコヒーレンス ,  緩和 ,  Kondo ,  吸着原子 ,  スピン-フォノン

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (1件)： 磁性原子