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J-GLOBAL ID：201702263516672392   整理番号：17A0492004

細菌が死ぬのはいつか?塩素殺菌後のフローサイトメトリープロファイルと膜統合性染色の解釈に向けた一歩

When are bacteria dead? A step towards interpreting flow cytometry profiles after chlorine disinfection and membrane integrity staining

著者 (8件)： NOCKER Andreas (Cranfield Univ., Bedfordshire, GBR) ,  NOCKER Andreas (IWW Water Centre, Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  CHESWICK Ryan (Cranfield Univ., Bedfordshire, GBR) ,  CHESWICK Ryan (Scottish Water, Dunfermline, GBR) ,  DE LA ROCHERE Pierre-Marie Dutheil (Cranfield Univ., Bedfordshire, GBR) ,  DENIS Matthieu (Cranfield Univ., Bedfordshire, GBR) ,  LEZIART Tangui (Cranfield Univ., Bedfordshire, GBR) ,  JARVIS Peter (Cranfield Univ., Bedfordshire, GBR)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 38  号： 5-8  ページ： 891-900  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩素殺菌した細菌のSYTO9/プロピジウムヨージド蛍光染色-フローサイトメトリー(FCM)による膜統合性のプロファイルと培養効率に基づいた生死の判定との関連性について検討した。モデル細菌大腸菌ATCC 25922株を種々の濃度の塩素で処理した後寒天培地での培養効率を測定するとともにFCMにより膜統合性を測定した。その結果膜統合性が完全に喪失する前に培養不能になることが分かった。培養効率の減少は菌体細胞の酸化還元活性の減退のデータと一致していた。また塩素処理した後塩素を中和してもその処理効果は少なくとも3日間は持続した。次に浄水施設の塩素殺菌プロセス前の水試料を用いて同様の試験を行ったところ培養効率の減退と膜統合性の減退はほぼ一致していた。培養効率の試験で検出される異なる色のコロニーの割合が塩素濃度とともに変化することから実水試料には塩素に対する耐性が異なる複合細菌群集が存在するためモデル細菌とは異なる結果になったと考察した。

シソーラス用語： *インテグリティ ,  *細胞膜 ,  *効率 ,  細胞死 ,  *大腸菌 ,  *細菌 ,  蛍光体 ,  色素 ,  *塩素殺菌 ,  *染色 ,  生存率 ,  比較 ,  *フローサイトメトリー ,  芳香族アミン ,  ピリジニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  ジアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： *膜統合性 ,  *培養効率 ,  *環境細菌 ,  SYTO9 ,  *LIVE/DEAD染色

分類 (2件)： 微生物検査法  (EG02020G) ,  用水の化学的処理  (SC02040E)

物質索引 (1件)： プロピジウムヨージド

タイトルに関連する用語 (4件)： 細菌 ,  塩素殺菌 ,  統合性 ,  染色