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J-GLOBAL ID：201702263573579029   整理番号：17A1052025

生産性向上に関わるコンクリート技術の現状/3.現場打ちコンクリート・鉄筋(在来工法)センサ搭載型枠によるコンクリート工事管理の効率化

著者 (1件)： 北垣亮馬 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 55  号： 9  ページ： 796-799  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生産性向上に関わるコンクリート技術の現状を解説する。ここでは,センサ搭載型枠の概要とこれを用いた品質管理の一例を紹介する。本機は,センサを型枠に設置し,型枠の設置方向,転用回数,コンクリートの打込み時刻,コンクリート表面温度(型枠内壁温度),雰囲気温度,型枠表面の熱貫流の情報を,無線ネットワークを通じて収集し,型枠存置期間中のコンクリート表面強度推定,中心温度推定ができる。ソフトウエアーと組み合わせることにより,総合的なコンクリート品質管理システム「スマートセンサ型枠システム(SSK)」を構築する。SSKの機能と仕様,SSK樹脂型枠と従来のウレタン塗装合板型枠の比較を概説した。SSKの性能として,コンクリート打込み時刻の自動認識例,表面温度測定と有効材齢による表面強度推定例,型枠分布の入力による面的な品質管理例,断熱仕様による保温養生効果,内部温度推定例,を示した。

シソーラス用語： *生産性向上 ,  *型枠 ,  *センサ ,  品質管理 ,  パターン認識 ,  推定 ,  温度 ,  養生 ,  コンクリート ,  自動認識 ,  強度推定 ,  コンクリート温度
準シソーラス用語： コンクリート内部温度

分類 (2件)： 生産工学一般  (KB01000U) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (2件)：

• 1) 国土交通省:国土交通省建築基準整備促進事業S14「コンクリートの強度管理の基準に関する検討」報告書,2014
• 2) 野口ほか:スマートセンサ型枠システムのスライドセントルへの適用,土木学会年次学術講演会講演概要集,2013

タイトルに関連する用語 (8件)： 生産性向上 ,  コンクリート ,  現状 ,  現場打ちコンクリート ,  鉄筋 ,  型枠 ,  工事 ,  効率化