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J-GLOBAL ID：201702263587086740   整理番号：17A0503401

保存処理木材を用いた高規格道路用木製立入防止柵の劣化調査

著者 (9件)： 今井良 (道総研 林産試) ,  小林裕昇 (道総研 林産試) ,  宮内輝久 (道総研 林産試) ,  伊佐治信一 (道総研 林産試) ,  平間昭光 (道総研 林産試) ,  戸田正彦 (道総研 林産試) ,  藤原拓哉 (道総研 林産試) ,  前田典昭 (道総研 林産試) ,  笠間聡 (寒地土木研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.N18-P2-12  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 保存処理木材の耐久性および耐用年数を明らかにすることを目的に,高規格道路の木製立入防止柵について劣化調査を実施した。調査対象の木製立入防止柵は平成11~25年までの14年分で,全て防腐薬剤で保存処理されたカラマツ材を使用している。本研究では,ピロディンを用いて調査を行い,支柱地際部のピロディン打ち込み深さ(以下,Pe)と経過年数との関係について検討した。経過年数とインサイジング処理材を除いたPe平均値には有意水準5%で正の相関が認められた。また,Peの分布の信頼水準75%における5%上側許容限界値を算出したところ,経過年数と有意水準1%で正の相関が認められた。上側許容限界値を用いた評価手法は,早期に劣化した数%の部材のPeも評価に反映できることから耐用年数予測や維持管理計画に活用できる可能性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *処理木材 ,  *木製品 ,  *道路 ,  *防腐剤 ,  耐用年数 ,  劣化 ,  耐久性 ,  カラマツ材 ,  貫入試験 ,  許容量 ,  維持管理
準シソーラス用語： *高規格道路 ,  *道路付属施設 ,  保存処理

分類 (3件)： 改良木材  (FF05033J) ,  木質材料の製造・加工一般  (FF05031B) ,  道路付属施設  (RC08040T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 保存 ,  処理木材 ,  高規格道路 ,  柵 ,  劣化調査