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J-GLOBAL ID：201702263622957697   整理番号：17A0330265

水相における多層カーボンナノチューブの分散に及ぼすポリカルボキシレート超可塑剤の分子構造の影響

Impact of the molecular architecture of polycarboxylate superplasticizers on the dispersion of multi-walled carbon nanotubes in aqueous phase

著者 (7件)： LIEBSCHER Marco (Technische Univ. Dresden, Dresden, DEU) ,  LANGE Alex (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  SCHROEFL Christof (Technische Univ. Dresden, Dresden, DEU) ,  FUGE Robert (IFW, Dresden, DEU) ,  MECHTCHERINE Viktor (Technische Univ. Dresden, Dresden, DEU) ,  PLANK Johann (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  LEONHARDT Albrecht (IFW, Dresden, DEU)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 4  ページ： 2296-2307  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セメントなどへのカーボンナノチューブ(CNT)添加に際し分散剤としてポリカルボキシレート(PCE)が使用される。PCEによるCNT分散性向上とその作用機構を明らかにするため骨格長,側鎖長とグラフト密度を系統的に変更した8種のPCEを合成し,CNTの分散性を調べた。いずれのPCEもポリ(エチレングリコール)(PEG)側鎖を有するポリメタクリル骨格から成っていた。まず実際の適用で共通の方法となるCNTとPCEの重量等量の混合ではその分散性に顕著な差が現れたが,満足のいく構造/分散能の関係は得られなかった。次にCNT量を一定とし同一分子量のPCEを混合した場合は,明確な構造/性能関係が明らかになった。最良の分散は長い骨格長とPEGラテラルの高いグラフト密度を有するPCEによって達成された。これらの知見をもとにCNT凝集につながる分散機構のモデルを提案した。

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  水相 ,  *セメント ,  塑性材料 ,  分子構造 ,  *分散剤 ,  側鎖 ,  比率 ,  分散度 ,  分子量 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリメタクリル酸
準シソーラス用語： グラフト密度 ,  *ポリカルボキシレートセメント

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  セメントの製造  (YC05050Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水相 ,  多層カーボンナノチューブ ,  カルボキシレート ,  超可塑剤 ,  分子構造