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J-GLOBAL ID:201702263668197735   整理番号:17A1437211

ヒト血しょう中の(R)-(+)-およびS-( )-パントプラゾールのエナンチオマ選択的定量のためのキラルLC-MS/MS法およびS-( )パントプラゾールナトリウム注射の薬物動力学的研究への応用【Powered by NICT】

A chiral LC-MS/MS method for the enantioselective determination of R-(+)- and S-(-)-pantoprazole in human plasma and its application to a pharmacokinetic study of S-(-)-pantoprazole sodium injection
著者 (11件):
資料名:
巻: 31  号: 10  ページ: ROMBUNNO.3980  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0166C  ISSN: 0269-3879  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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プロトンポンプ阻害剤パントプラゾールは消化性疾患の治療に臨床使用されている。ヒト血しょう中のパントプラゾールのエナンチオマの同時定量のために開発して検証したエナンチオ選択LC-MS/MS法。パントプラゾールエナンチオマーと内部標準をアセトニトリルを用いて血しょうから抽出した。キラル分離は0.1%酢酸-アセトニトリル(28 : 72, v/v)を含む10mMの酢酸アンモニウム溶液から成る移動相を用いたChiralpak IEカラム上で行った。MS分析はAPI4000質量分析計で行った。m/zが384.1→200.1と390.1→206.0の遷移をモニターする多重反応はパントプラゾールエナンチオマ及び内部標準物質を定量化するために使用した。各エナンチオマに対して,明らかなマトリックス効果は認められなかった,検量線は5.00 10 10,000ng/mLで直線であり,日内および日間精度は10.0%以下であり,正確度は5.6%~0.6%の範囲内であった。この方法はS-( )-パントプラゾールナトリウム注射液の静脈内投与後のヒトにおける立体選択的薬物動力学研究に適用した。キラル反転は試料の貯蔵,抽出法,及び分析中に観察されなかった。がR-(+)-パントプラゾールはわずかに高濃度,S-( )-パントプラゾールは何人かの被験者における(R)-(+)-パントプラゾールに転向するかも知れないことを示唆するヒト血漿中に検出された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生物薬剤学(基礎)  ,  有機化合物の各種分析 
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