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J-GLOBAL ID：201702263721771011   整理番号：17A0602894

N複素環カルベン化合物の固定化 合成的展望

Immobilization of N-Heterocyclic Carbene Compounds: A Synthetic Perspective

著者 (4件)： ZHONG Rui (Technical Univ. Munich, Garching bei Muenchen, DEU) ,  LINDHORST Anja C. (Technical Univ. Munich, Garching bei Muenchen, DEU) ,  GROCHE Florian J. (Technical Univ. Munich, Garching bei Muenchen, DEU) ,  KUEHN Fritz E. (Technical Univ. Munich, Garching bei Muenchen, DEU)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 117  号： 3  ページ： 1970-2058  発行年： 2017年02月08日 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N複素環カルベン化合物を固定化する方法についてまとめた。まずN複素環カルベンを固定化するための官能化法についていろいろな場合について示した。そして実際の固定化法として,固相合成,共有結合グラフト化,自己集合法,N複素環カルベンで安定化した金属ナノ粒子の例,非共有結合相互作用による固定化法について解説した。さらに金属化の例として,Pd錯体,Ru錯体,9族元素錯体の例などを示した。また固定化N複素環化合物の付加さ分析のためのキャラクタリゼーションについても述べた。最後に固定化N複素環カルベンの担持触媒としての応用例として,交差カップリング反応,オレフィンメタセシス,ヒドロシリル化,シアノシリル化,水素化の例を示した。

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  官能化 ,  固相反応 ,  共有結合 ,  自己集合 ,  ナノ粒子 ,  パラジウム錯体 ,  ルテニウム錯体 ,  錯体生成 ,  *担持触媒 ,  交差カップリング反応 ,  メタセシス ,  ヒドロシリル化 ,  シアン化 ,  水素化 ,  *触媒調製
準シソーラス用語： シアノシリル化

分類 (1件)： 触媒の性質一般  (CB06121R)

タイトルに関連する用語 (4件)： N複素環 ,  カルベン ,  固定化 ,  展望