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J-GLOBAL ID:201702263744740387   整理番号:17A1234518

7料理用スパイス抽出物の前生物的可能性と化学組成【Powered by NICT】

Prebiotic Potential and Chemical Composition of Seven Culinary Spice Extracts
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 1807-1813  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,香辛料抽出物のプレバイオティクの可能性,化学組成,及び抗酸化能を調べることであった。黒コショウ,赤唐辛子,シナモン,ショウガ,地中海オレガノ,ローズマリー,及びウコンを含む七料理香辛料を沸騰水で抽出した。主要化学成分は,RP-HPLC-DAD法により特性化し,抗酸化能をABTSラジカルカチオンを捕捉する比色程度を測定することにより決定した。腸微生物叢由来の88種の嫌気性および通性嫌気性菌の生存性に及ぼすスパイス抽出物の影響は抽出物の連続希釈を含むBrucella寒天プレートを用いて決定した。全14種のフェノール性化合物,ピペリン,けい皮酸,シンナムアルデヒドのを同定し,定量した。スパイス抽出物は主要な化学物質の総量と相関する高い抗酸化能を示した。ウコンを除いて全てのスパイス抽出物はBifidobacterium spp.およびLactobacillus spp.の増殖を促進した。すべての香辛料は選択されたRuminococcus種に対する阻害活性を示した。シナモン,オレガノ,およびローズマリーは選択されたFusobacterium株に活性を示したが,シナモン,ローズマリー,及びウコンは選択されたClostridium spp.に対して活性であった。いくつかの香辛料は有益な細菌の成長を促進し,病原性細菌の増殖を抑制することによりプレバイオティック様活性を示し,腸内細菌叢の調節と胃腸の健康の促進におけるそれらの潜在的役割を示唆した。香辛料特異的植物化学物質の同定と定量は,腸内微生物群集と活性に及ぼすこれらの化学物質の潜在的影響への洞察を提供した。腸内細菌叢と宿主代謝における香辛料誘導変化の間の関係,動物モデル及びヒトの疾患予防効果に関する今後の研究が必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精油,香料  ,  食品包装  ,  調味料,香辛料 

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