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J-GLOBAL ID：201702263758404054   整理番号：17A0820185

部分フッ素化ミリスチン酸単分子膜の分子パッキングが表面撥水性に与える影響

著者 (10件)： 黄瀬隆磨 (京大 化研) ,  塩谷暢貴 (京大 化研) ,  下赤卓史 (京大 化研) ,  森田康平 (群馬大 大学院) ,  園山正史 (群馬大 大学院) ,  網井秀樹 (群馬大 大学院) ,  高木俊之 (産業技術総合研) ,  金森敏幸 (産業技術総合研) ,  枝和男 (神戸大 大学院) ,  長谷川健 (京大 化研)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.3B4-30  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 階層双極子アレー(SDA)理論によると,鎖長が(CF2)9以上のパーフルオロアルキル(Rf)化合物は,分子が自発的に二次元凝集し,表面の撥水性発現が期待される。しかし,CF3(CF2)9を末端に含むカルボン酸の単分子膜は,小さな接触角を示した。一方,同じ化合物をカドミウム塩とし,親水基部の凝集を促進させると,結晶性が向上し,疎水的性質が現れた。これより,SDA理論から期待される撥水性を発現するには,結晶性のある高度なパッキングが必要であることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *有機フッ素化合物 ,  *脂肪酸 ,  *カドミウム化合物 ,  *単分子層 ,  *自己組織化 ,  薄膜成長 ,  *疎水性 ,  接触角 ,  *結晶度 ,  X線回折 ,  必要条件 ,  LBL成長 ,  表面疎水性 ,  自己集合単分子膜
準シソーラス用語： 階層双極子アレー理論 ,  自己集積化単分子膜

分類 (2件)： 有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  界面化学一般  (CB12010J)

物質索引 (1件)： ミリスチン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： フッ素化 ,  ミリスチン酸 ,  単分子膜 ,  分子パッキング ,  撥水性