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J-GLOBAL ID:201702263794407386   整理番号:17A1447416

顕微鏡的多発性血管炎における自己抗体によるミエロペルオキシダーゼ/HLAクラスII複合体認識される【Powered by NICT】

Myeloperoxidase/HLA Class II Complexes Recognized by Autoantibodies in Microscopic Polyangiitis
著者 (13件):
資料名:
巻: 69  号: 10  ページ: 2069-2080  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0784B  ISSN: 2326-5191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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好中球で発現していることをミエロペルオキシダーゼ(MPO)に対する【目的】自己抗体は顕微鏡的多発血管炎(MPA)の病因に重要な役割を果たしている。著者らは最近,誤って折り畳まれた細胞蛋白質であるHLAクラスII分子による細胞表面へ輸送され,関節リウマチまたは抗リン脂質抗体症候群患者における自己抗体の標的,HLAクラスII分子は自己抗体認識に重要な役割を果たすことを示唆していることを観察した。本研究の目的は,MPA患者におけるMPOの細胞表面発現におけるHLAクラスII分子の役割を検討した。【方法】HLA-DRとMPOの会合は,MPOとHLA-DRトランスフェクタントと同様にMPAと健常人および患者からの好中球を用いて解析した。MPO/HLA DR複合体に対する自己抗体結合は,フローサイトメトリーにより分析した。HLA-DRとMPOの関連は免疫沈降法を用いて評価した。MPO抗好中球細胞質抗体(ANCA)の機能はHLA-DRおよびMPOを発現する好中球様細胞株を用いて評価した。【結果】MPO蛋白質はHLA-DRの存在下で細胞表面に検出された,MPO/HLA DR複合体はMPO-ANCAにより認識された。競合阻害アッセイはHLA-DRに関連したMPOはMPO-ANCAの潜在的自己抗体エピトープを発現することを示唆した。MPO/HLA DR複合体に対する自己抗体結合は各HLA-DR対立遺伝子により付与された疾患感受性と相関し,MPO/HLA DR複合体はMPAの病原性に関与していることを示唆した。,MPO HLAクラスII複合体は,MPA患者からの好中球と同様に健康なドナーからサイトカイン刺激好中球で検出された。さらに,MPO-ANCAはMPO/HLA DR複合体発現HL-60細胞を刺激した。【結論】著者らの知見は,HLAクラスII分子と複合体を形成したMPOはMPO-ANCAの標的としてのMPAの病因に関与していることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  循環系の基礎医学 
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