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J-GLOBAL ID：201702263832943750   整理番号：17A1619425

異分野融合の促進に資する学術分野の文化比較結果の可視化

Visualization of Academic Cultures for Promoting Interdiscipnaly Research

著者 (5件)： 今井晨介 (京都大学 人間・環境学研究科) ,  尾上洋介 (京都大学 学際融合教育研究推進センター 政策のための科学ユニット) ,  宮野公樹 (京都大学 学際融合教育研究推進センター) ,  日置尋久 (京都大学 人間・環境学研究科) ,  小山田耕二 (京都大学 学術情報メディアセンター)
資料名： 可視化情報学会論文集(Web)
巻： 37  号： 8  ページ： 40-47(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0021A  ISSN： 1346-5260  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現代社会は複雑化が進み,様々な分野で解決困難な社会課題に直面している.学術界はこれらの課題解決を担ってきたが,学術分野の細分化が増すにつれて,単一の学術分野でこれらの社会的課題を解決することが困難になってきている.この様な状況下で,学際研究は重要な位置付けとなる.学際研究では,異なる分野の研究者が互いの研究の価値観,文化を理解することが重要となる.本研究の目的は,異なる研究分野間での研究者の相互理解を促進させることである.本研究では,研究者を対象に行われたアンケート結果を分析した.アンケートでは研究者の研究に対する価値観,行動様式を調査している.我々は,このアンケート結果から研究コミュニティを検出し,コミュニティの文化的特徴を抽出した.この分析結果を,学術分野の文化を表現するレーダーチャートとネットワークによって可視化した.これらの可視化結果によって学術分野間の文化的差異をより簡単に比較可能になり,異なる分野の研究者の相互理解の助けとなると考えられる.(著者抄録)

シソーラス用語： *研究 ,  *境界領域 ,  *協力 ,  次元縮小 ,  レンダリング ,  *グラフ ,  *ネットワーク ,  研究者 ,  アンケート ,  データ解析 ,  コミュニティ ,  *文化 ,  可視化 ,  価値観 ,  特徴抽出
準シソーラス用語： 学際研究 ,  学術協力 ,  グラフ描画 ,  ネットワーク分析 ,  研究ネットワーク ,  特徴量

著者キーワード (10件)： 学際研究 ,  学際連携 ,  次元削減 ,  ネットワーク分析 ,  グラフ描画 ,  Interdisciplinary studies ,  Academic collaboration ,  Dimensional reduction ,  Network analysis ,  Graph drawing

分類 (1件)： 科学技術政策・制度・組織  (AA02000O)

引用文献 (26件)：

• 1) 文部科学省 : 文部科学白書 (2015).
• 2) 文部科学省 : 文部科学省における研究及び開発に関する評価指針 (2014).
• 3) 内閣府 : 第5期科学技術基本計画 (2016).
• 4) 科学技術・学術審議会学術分科会研究費部会 : 挑戦的研究に対する支援強化に関する作業部会 : 科研費による挑戦的な研究に対する支援強化について (中間まとめ) (2016)
• 5) 京都大学学際融合教育研究推進センター : 異分野融合、実践と思想のあいだ (2015) pp. 16-27, 98-99.

タイトルに関連する用語 (5件)： 融合 ,  促進 ,  学術 ,  文化比較 ,  可視化