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J-GLOBAL ID：201702263881754078   整理番号：17A1537824

細菌感染症のためのイメージング剤としてのフルオロキノロン類【Powered by NICT】

Fluoroquinolones as imaging agents for bacterial infection

著者 (2件)： Naqvi Syed Ali Raza (Department of Chemistry, Government College University, Faisalabad-38000, Pakistan) ,  Drlica Karl
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 42  ページ： 14452-14460  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 深在性細菌感染症の診断は難しく,標準的な解剖学的イメージングや放射性標識した自己白血球も感染から無菌性炎症を区別した。二最近の画像努力が注目を集めている(1)ソルビトールの放射性誘導体はグラム陰性細菌感染症の良好な特異性を示し,(2)癌診断のための解剖学的および機能的イメージングを組み合わせたの成功は 99mTcフルオロキノロンベース画像の興味を再びかき立てている。後者を用いて,コンピュータ断層撮影(CT)は, 99mTcフルオロキノロン細菌相互作用を検出するための単一光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)と組み合わせたであろう。今回のミニレビューでは,プロセスの理解のギャップを同定することによりフルオロキノロンベースイメージングを進めるための枠組みを提供する。一つの問題は,過テクネチウム酸ナトリウムの還元に及ぼす 99mTc標識の信頼,コロイド形成と消失特異性をもたらすことができる。特異性問題はキノロン構造(例えば,シプロフロキサシンからシタフロキサシンへの切り替え)を変化させることにより減少する可能性がある。もう一つの問題は 99mTc シプロフロキサシン結合の特性化されていない性質である,または,細菌DNAジャイレースとの特異的相互作用,細胞内フルオロキノロンターゲット中の隔離,は起こりそうもない。 68Gaよりもむしろ 99mTcによる標識は陽電子放出断層撮影により阻害されたが,類似の生物学的不確実性を有する検出を可能にする。フルオロキノロンのC6F6の置換 18Fとジャイレースとの薬物相互作用に基づくイメージングにつながる可能性がある過テクネチウム酸塩およびガリウムへの代替法を提供する。ギラーゼベースイメージングはフルオロキノロン作用の知識,更新を必要とする。キノロンベースのプローブは感染の診断のための有望性を示すと結論したが,特異性と感度の改良が必要である。これらの改善は,キノロン構造の最適化を含んでいる;このような化学努力を微生物学的アッセイを微細化して加速することができる。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *細菌感染症 ,  *造影剤 ,  *ニューキノロン系抗細菌薬 ,  テクネチウム99m ,  放射性医薬品 ,  SPECT ,  テクネチウム酸 ,  PET【トモグラフィー】 ,  DNAトポイソメラーゼII ,  薬物相互作用 ,  *標識法 ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケト酸
準シソーラス用語： ジャイレース ,  過テクネチウム酸 ,  *放射性標識法

分類 (3件)： 診断用薬の基礎研究  (GW20010P) ,  キノリン,イソキノリン  (CF07096H) ,  放射性医薬品の基礎研究  (GW18010O)

物質索引 (2件)： シタフロキサシン ,  シプロフロキサシン

タイトルに関連する用語 (3件)： 細菌感染症 ,  イメージング剤 ,  フルオロキノロン類