文献
J-GLOBAL ID:201702263933249006   整理番号:17A1484762

ウシ肺虫Dictyocaulus viviparusの自由生活および寄生段階の脂肪酸組成【Powered by NICT】

Fatty acid composition of free-living and parasitic stages of the bovine lungworm Dictyocaulus viviparus
著者 (6件):
資料名:
巻: 216  ページ: 39-44  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0912A  ISSN: 0166-6851  CODEN: MBIPDP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
寄生性線虫類の発生は,複数の段階を経て進行し,異なる環境に適応する必要性に関係することが多い。特に自由生活寄生段階への移行は,環境条件における顕著な変化を伴っている。これら遷移に可能な適応を明らかにするために,ウシ肺虫Dictyocaulus viviparusの異なる発育段階の脂肪酸組成を調べた。D.viviparus卵,自由生活一二および第三幼虫期(L1~L3)だけでなく寄生成熟前段階と感染宿主の肺中に生存する成体雄と雌成虫の脂肪酸はエステル交換脂肪酸メチルエステルへの後のガスクロマトグラフィーにより定量した。脂肪酸含有量と多様性は自由生活幼生のそれと比較して寄生段階で高かった。寄生線虫及び自由生活性両方の段階における最も一般的な脂肪酸はステアリン酸(C18:0),パルミチン酸(C16:0),パルミトレイン酸(C16:1)及びカプリル酸(C8:0)であった。(ポリ)不飽和FAの多様性は寄生段階と卵,ウシ界面活性剤に見られるFAに類似であった。この発見は,D.viviparusの寄生段階は,それらの環境からのFAを取り込むことを示した。卵は脂肪酸の最高濃度を含んでいたが,減少はL1に卵から,さらにL2~L3から観察された。最低濃度は38日齢L3,FAは自由生活,無給餌幼生段階のためのエネルギー貯蔵として機能することを示唆しているのが分かった。自由生活幼生は主に飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の痕跡のみ,耐寒性のりん脂質飽和仮説と対照的であることを含んでいた。代わりに,乾燥ストレスと温度適応の間のトレードオフは,自由生活幼生段階における飽和FAの高い量を支持する可能性がある。脂質の異なるクラスのFA組成を明白に調べた更なる研究が異なる環境条件にFA代謝の適応応答をより良く記述するために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物的防除  ,  脂質一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る