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J-GLOBAL ID:201702263980247232   整理番号:17A1048002

親水性固体-液体界面におけるメタクリラート官能性単量体の和周波数発生振動分光法【Powered by NICT】

Sum frequency generation vibrational spectroscopy of methacrylate-based functional monomers at the hydrophilic solid-liquid interface
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 32  ページ: 21818-21828  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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和周波数発生振動分光法(SFGVS)を用い,2位置置換メタクリル酸エチル単量体を特性化し,単量体-親水性石英界面の単量体組織化における置換基効果を研究した。親水性石英界面で収集したメタクリレートに基づく官能性単量体のSFGスペクトルは,空気-単量体界面で収集したものと異なると分かった。種々のスペクトルプロファイルでは,固体-液体界面における分子基の異なる立体配座を示した。メチル対称伸縮振動の約2900から約2880cm-1へのピークシフトは,各空気-液体界面から固体-液体界面へで認められた。ピークシフトの本観察結果は,二つの要因,つまり1)空気-液体界面からのメタクリラート単量体の化学的環境変化と2)単量体のカルボニル基と非晶質石英表面の表面ヒドロキシルシラノール基間の相互作用に因る。また,単量体をカルボニル領域で特性化し,SFGスペクトルにおいてC=O伸縮振動の存在を示した。本結果では,単量体カルボニル基と親水性石英界面Si-OH基間に存在する水素結合相互作用を示した。更に,約1730cm-1C=OピークのSFG強度変化では,C=O基の立体配座が嵩高い置換基により影響されることを明らかにした。更に,親水性固体-純液体界面におけるこれらの官能化単量体の立体配座変化をSFGVSを用い調べた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (7件):
分類
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脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド  ,  固-液界面  ,  合成鉱物  ,  分子化合物  ,  反応に及ぼす構造の効果  ,  分子の立体配置・配座  ,  有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子) 
物質索引 (5件):
物質索引
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