抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウガンダにおけるコメ生産は,1960年代に灌漑水稲作が導入されて以降ウガンダ東部の一部地域で精米産業も形成されていた。20世紀末になると国内消費が増加するとともに輸入量も急激に増大した。一方で,2000年以降国際機関や日本の支援によるネリカの普及とともに陸稲生産が著しい伸びを示した。陸稲生産地域は,東部地域以外の新たな生産地域にも広がり,同時に新規生産地近くにおいて小規模精米所が起業し,精米所数も急増した。精米ビジネスへの参入は精米機への初期投資ができれば比較的容易である一方,その技術水準は低く,輸入精米の品質に劣るため国産米価格は低い状況にある。ここでは,ウガンダの精米産業の実態を報告し,今後の精米産業の発展の方向性を考察する。(著者抄録)