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J-GLOBAL ID：201702264004245348   整理番号：17A0990603

南シナ海における植物プランクトンバイオマスに及ぼすエルニーニョの詳細な時空間影響【Powered by NICT】

Detailed spatiotemporal impacts of El Nino on phytoplankton biomass in the South China Sea

著者 (4件)： Siswanto Eko (Department of Environmental and Geochemical Cycle Research, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokohama, Japan) ,  Ye Haijun (State Key Laboratory of Tropical Oceanography, South China Sea Institute of Oceanology, Chinese Academy of Sciences, Guangzhou, China) ,  Yamazaki Dai (Department of Integrated Climate Change Projection Research, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokohama, Japan) ,  Tang DanLing (State Key Laboratory of Tropical Oceanography, South China Sea Institute of Oceanology, Chinese Academy of Sciences, Guangzhou, China)
資料名： Journal of Geophysical Research: Oceans  (Journal of Geophysical Research: Oceans)
巻： 122  号： 4  ページ： 2709-2723  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2386A  ISSN： 2169-9275  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 衛星観測,再解析生物地球物理学的データ,およびNino3.4エルニーニョ指数の間の遅れと主要相関は,南シナ海(SCS)における植物プランクトンバイオマス(クロロフィルa[Chl a])に及ぼすエルニーニョの影響を明らかにし,可能性のある原因となる因子より大きな空間時間を詳細に同定するために調べた。エルニーニョの発達期中に海盆規模高Chl濃度は弱化相中の海盆規模低Chlaに変化した。北部流域における低気圧性風循環,南部水域における風速の増加,およびベトナム沖強化湧昇はエルニーニョの発達期中に海盆規模栄養増加を起こしやすい反対条件を弱化相中の低栄養レベルをもたらした。Chlベトナム海岸の東西ボルネオ島の北西の減少した河川により供給された栄養塩の減少によるものであった。これらの時空的変化は,エルニーニョの種類に生物地球物理学的応答と考えられている。エルニーニョタイプにかかわらず,東部太平洋昇温中のものから別々に中部太平洋昇温の際の再分析することによって生物地球物理学的データセットはSCSの生物地球物理学的環境に対する様々なエルニーニョタイプの詳細な時空的影響のよりロバストな理解のために推奨される。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 風 ,  昇温 ,  湧昇流 ,  海盆 ,  *南シナ海 ,  海洋 ,  河川 ,  地球物理学 ,  流域 ,  栄養塩類 ,  風速 ,  *エルニーニョ ,  ベトナム社会主義共和国 ,  クロロフィルa
準シソーラス用語： 衛星観測 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： クロロフィルa ,  エルニーニョ ,  栄養源 ,  海洋色 ,  湧昇流/下降流

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE04030Z) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 南シナ海 ,  植物プランクトンバイオマス ,  エルニーニョ ,  時空間