文献

J-GLOBAL ID：201702264018056599   整理番号：17A1804310

水道事業経営の財政課題~実務経験者の目から見た料金改定~

著者 (2件)： 一柳善郎 (名古屋環未来研) ,  一柳善郎 (名古屋市 水道局)
資料名： 水道公論
巻： 53  号： 12  ページ： 70-80  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： Z0945A  ISSN： 1343-6007  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第1部および第2部では,水道事業経営と水道事業経営の中心を占める水道料金について,その歴史を振り返り,理論的背景や課題,方向性について検討してきた。水道事業経営は,東日本大震災を契機として,地震に弱い水道施設や施設更新の遅れなど水道事業自体の課題も明確になってきた。水道料金論は,従来から様々な角度から検討されてきたが,残念ながら現在の社会の進歩や変革に十分対処し得る理論体系が整備されてきたとは言い難い。第3部では,このような状況下における水道料金のあり方を,実務面から検討した。財政計画は,利益計画を前提とし,利益計画は,現在および将来において最も合理的な経営を行うとした場合の経営状況を基準として,収益・費用を算定し,明確化される。水道事業の料金体系は,第2部にしめしたようにいろいろな種類があるが,今日では口径別料金体系が主流である。需要予測の基本的な予測方式は,財政計画策定時等の予測時点において,標準かつ最適な需要曲線を推定して将来を推計する方法である。

シソーラス用語： *事業 ,  *上水道 ,  *経営管理 ,  水道料金 ,  歴史 ,  *財政 ,  *問題 ,  *経験 ,  *人間 ,  *改変 ,  *料金 ,  需要予測 ,  曲線 ,  需要 ,  利益計画 ,  計画
準シソーラス用語： 経営 ,  財政課題 ,  財政計画 ,  実務経験者 ,  需要曲線 ,  水道事業 ,  水道事業経営 ,  料金改定

分類 (2件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水道 ,  事業 ,  経営 ,  財政 ,  経験 ,  料金 ,  改定