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J-GLOBAL ID:201702264021222796   整理番号:17A1442291

慢性脳卒中後の中咽頭嚥下障害は障害された皮質活性化咽頭感覚入力に対すると関連している【Powered by NICT】

Chronic post-stroke oropharyngeal dysphagia is associated with impaired cortical activation to pharyngeal sensory inputs
著者 (10件):
資料名:
巻: 24  号: 11  ページ: 1355-1362  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2569A  ISSN: 1351-5101  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目標脳卒中後の中咽頭嚥下障害の病態生理における求心性感覚経路の役割は知られていない。慢性脳卒中後嚥下障害(PSD)患者は,病変部位と同側半球における障害感覚皮質活性化を示すと仮定した。【方法】 28慢性片側脳卒中後の患者[17PSDと11脳卒中後非嚥下障害患者(PSnD)]および11人の同年齢の健常ボランティアを研究した。咽頭刺激(pSEP)および官能的しきい値への事象関連知覚神経誘発電位を評価した。pSEP頂点潜時と振幅(N1,P1,N2およびP2),および脳磁気共鳴イメージングからneurotopographic脳卒中特性を解析した。【結果】健常ボランティアを咽頭刺激に対する中心壁側領域(N1P1とN2P2)時の脳活性化の高度に対称的な半球皮質パターンを示した。とは対照的に,還元された病変部位と同側活性化の非対称パターンはPSD(N2P2;P=0.026)で見出されたPSnDではそうではなかった。PSDはPSnDより嚥下(浸透吸引スコア:4.3±1.6),遅延喉頭前庭閉鎖(360.0±70.0 ms),より高い国立衛生研究所脳卒中尺度(7.0±6.2 vs. 1.9±1.4, P=0.001)およびFazekasスコア(3.0±1.4 vs. 2.0±1.1; P<0.05)の安全性障害を示した。pSEPはPSD(頂点潜時大脳半球間差対PSnD:N1,6.5±6.7対1.1±1.0ms,N2,32.0±15.8対4.5±4.9ms,P<0.05)専用脳卒中部位で片側遅延を示した。【結論】慢性脳卒中後の中咽頭嚥下障害は脳卒中重症度と程度leukoaraoisisに関連している。脳卒中部位での咽頭感覚入力の伝導障害と皮質統合は慢性PSDの重要な特徴である。これらの知見は,脳卒中後の中咽頭嚥下障害の病態生理における感覚経路の役割を明らかにし,将来の治療法に対する潜在的標的を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  消化器の疾患  ,  生理活性ペプチド 

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