抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アフリカ,ジンバブエにあるマツダ自動車の現地生産会社(WMMI)を紹介した。ジンバブエは政治的に不安定な時期があったが,最近は安定している。WMMI社は当初カナダフォード車が設立したが,現在は現地法人が運営し,マツダが25%の出資をし,技術移転を行っているが,基本的には現地人のみでマツダ車の組み立てを行っている。本稿では,その現状を紹介した。現在のジンバブエは中古車の輸入が多くを占め,さらに南アフリカからの輸入車も多く,WMMI社のシェアは35%程度という。WMMI社の職務区分,技能形成,賃金,メンテナンスと品質管理,労使関係と親子会社関係などを説明した。WMMI社の現状は,まだ量産工場の初期段階で,そこにマツダの技術移転により,ようやく日本の管理システムが追加中という。