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J-GLOBAL ID：201702264076671752   整理番号：17A1543713

異なる開始機構を持つ浅い地滑りの地域スケールモデル化:滑りと液状化【Powered by NICT】

Regional-scale modelling of shallow landslides with different initiation mechanisms: Sliding versus liquefaction

著者 (4件)： Lizarraga Jose J. (Northwestern University, Department of Civil and Environmental Engineering, Evanston, IL 60208, USA) ,  Frattini Paolo (Universita degli Studi di Milano-Bicocca, Department of Earth and Environmental Sciences, Milano, Italy) ,  Crosta Giovanni B. (Universita degli Studi di Milano-Bicocca, Department of Earth and Environmental Sciences, Milano, Italy) ,  Buscarnera Giuseppe (Northwestern University, Department of Civil and Environmental Engineering, Evanston, IL 60208, USA)
資料名： Engineering Geology  (Engineering Geology)
巻： 228  ページ： 346-356  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0120A  ISSN： 0013-7952  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 降雨による地すべりは,それぞれ発生の時間と深さで特徴付けられる斜面不安定性をもたらす異なる土壌破壊機構に起因する。本論文では,地すべり感受性の空間分布解析のための物理ベースモデルの性能を論じた。モデルは二つの破壊モード:摩擦滑りと液状化流動すべりの同時評価を可能にする。基礎となる力学の定式化は,不飽和土のための安定性原理に依存しているが,浸潤はRichards方程式で記述される過渡過程として扱った。モデルは,1998年に発生したカンパニアにおける地すべりのシリーズ(イタリア)に適用し,入力パラメータの関係を規定する実験室データを用いた。分析は野外証拠と一致する地滑り発生の空間的および時間的パターンの影響を受ける地すべり発生源地域の大部分を捕捉し,報告された故障時間と一致における不安定性の時間発展を予測を提供した。利用可能な地域インベントリーと同様に,流動すべりの計算された画分は全不安定面積の75%に対応し,一方,成功と誤差指数間の比は,同じ部位の他の研究で報告されている値の2倍の大きさであった。透水係数(K)を変えることによって実行されたパラメータ解析は,浸透の動力学,傾斜不安定性のモードと破壊の深さとの間の強い相互作用を指摘した。特に,Kの低い値は,表面における水分止まり木と高い飽和に起因する浅い流動すべりを促進することが分かった,Kの大きな値はより高い吸引で発生するより深い浸潤前線と摩擦滑りが支配的になった。これらのシナリオ間の比較は,較正された水理特性に基づくシミュレーションは破壊深さの最も広い分布を含む,サイトの典型的な地すべりをより正確に再現することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *液状化 ,  透水係数 ,  感受性 ,  水分 ,  定式化 ,  降雨 ,  イタリア共和国 ,  空間分布 ,  *地滑り ,  不飽和土 ,  不安定性 ,  破壊モード ,  *縮尺模型 ,  浸潤
準シソーラス用語： 摩擦滑り , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 浅い地すべり ,  不飽和土壌 ,  Infiltration ,  液状化 ,  火砕土壌

分類 (1件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地滑り ,  地域 ,  スケールモデル ,  滑り ,  液状化