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J-GLOBAL ID：201702264097198538   整理番号：17A1238221

堆積物中の亜鉛の循環に及ぼす気候変化の間接的影響:水位変化の役割【Powered by NICT】

Indirect effects of climate change on zinc cycling in sediments: The role of changing water levels

著者 (2件)： Nedrich Sara M. (Department of Earth and Environmental Sciences, University of Michigan, Ann Arbor, Michigan, USA) ,  Burton G. Allen (School of Natural Resources and Environment, University of Michigan, Ann Arbor, Michigan, USA)
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 36  号： 9  ページ： 2456-2464  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動に関連した湖と河川水位の変動増加は,微生物群集と酸-塩基及び酸化還元化学の変化を介した酸化還元感受性堆積物中の金属の運命と効果に影響する可能性がある。本研究の目的は,間隙水中の金属スペシエーションに及ぼす水位変動の影響を決定し,高い炭酸塩システムへの環境リスクを予測した。米国ミシガン州における4金属汚染沿岸淡水湿地から採取した堆積物による実験ミクロコスムを用いて,水位変動実験を行った。間隙水と堆積物の金属(Ca, Cu, Fe, Mg, Mn, Ni, Zn)と重要な金属結合相(酸化鉄スペシエーション,酸揮発性硫化物)を定量した。短期乾燥(セイシュ)実験では,飽和堆積物の浸水後のすべての間隙水金属の減少であった。乾燥実験中,酸化された堆積物の再浸水はほとんどの場所のための間隙水Cu,Zn,Mg,Caを増加させた。間隙Znは浸水慢性毒性のための米国環境保護庁閾値を超えるレベルに後に増加した。これらのデータは,金属炭酸塩と金属硫酸塩の溶解は,再冠水後の金属放出に寄与することを示すと変化した雨期は金属バイオアベイラビリティを増加させると思われる,干ばつに敏感な領域に存在する生物に増加した生態学的リスクを期待するであろうことを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *水位変動 ,  米国環境保護庁 ,  酸化還元反応 ,  *堆積物 ,  炭酸塩 ,  硫酸塩 ,  感受性 ,  *亜鉛 ,  浸水 ,  淡水 ,  間隙水 ,  生態学 ,  *気候変動 ,  カルシウム ,  湿地

著者キーワード (9件)： 金属 ,  生態毒物学 ,  堆積物 ,  湿地 ,  気候変動 ,  酸化還元 ,  生物地球化学 ,  亜鉛循環 ,  水位変動

分類 (4件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  海洋汚濁  (SB02040B) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 堆積物 ,  亜鉛 ,  循環 ,  気候変化 ,  間接 ,  水位変化 ,  役割