抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;重症感染患者における早期の臓器不全の採点(sequential organ failure assessment,SOFA)と測定カルシトニン(procalcitonin,PCT)を観察する。重篤な感染患者の予後に対するSOFAスコアとPCTの併用の予測価値を検討する。方法;回顧性分析の研究方法を採用し、2015年6月から11月までの間に南通大学付属病院の重症医学科が深刻な感染診断基準を満たす86例の患者を研究対象とした。治療の86例の深刻な感染治療の28日後の予後により、生存群と死亡群に分け、単因子と多因子Logistic回帰を用いて患者の予後の危険因子を分析した。入院時(T0)および72時間(T72h)のSOFA,PCTおよびSOFA+PCTを併用した被験者の動作特性曲線(receiver operating characteristic curve,ROC曲線)をそれぞれ作成した。ROC曲線下面積を計算し、患者の予後予測に対する判断能力を評価する。結果;重篤な感染患者の予後を,単一因子分析によって分析した。T0の急性生理学と慢性健康評価(acute physiology and chronic health evaluationII、APACHE II)、T0SOFA、T72hSOFA、T0PCT、T72hPCT、T0乳酸、T0塩基残留、感染性ショックの発生にはいずれも統計学的有意差が認められた(いずれもP<0.05)。多変量無条件ロジスティック回帰分析により,T0SOFA(OR=1.555),T72hSOFA(OR=2.339)が重篤な死亡の独立危険因子であることが示された。SOFA,PCTおよびSOFA+PCTのROC曲線下面積は,それぞれ0.776,0.675および0.766であった。72時間のSOFA,PCTおよびSOFA+PCTのROC曲線下面積は,それぞれ0.883,0.750および0.886であった。結論;72時間のSOFAとPCTによって予測された患者の予後は,SOFAとPCTのそれより優れており,72時間のSOFAとPCTの併用は,重症感染症の早期予後評価に適していた。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】