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J-GLOBAL ID:201702264119658739   整理番号:17A1562273

アルコール摂取のバイオマーカーとしてのケラチンマトリックス中のエチルグルクロニド:毛髪と爪の間の相関研究【Powered by NICT】

Ethyl glucuronide in keratinous matrices as biomarker of alcohol use: A correlation study between hair and nails
著者 (13件):
資料名:
巻: 279  ページ: 187-191  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0596B  ISSN: 0379-0738  CODEN: FSCIDG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルコール使用を定量化するために,目的,特異的で高感度な長期アルコールマーカーが必要である。アルコールの直接代謝産物,エチルグルクロニド(EtG)は毛髪及び爪などのケラチン基質に蓄積し,慢性アルコール摂取の検出のための特異的で高感度な長期バイオマーカーである。今までのところ,主として毛髪中のEtGの検出に焦点を当てた研究,爪の中のその測定に関する研究は少ない。本論文では,マトリックスとの間の直接相関を評価するために,毛髪中のEtG濃度,同一個体から爪を指及びを評価した。この目的のために,毛髪4541爪,および13足指の爪試料中の総量は,ベルギーの二精神中心でのアルコール使用障害の治療を受けた患者から採取した。試料はガスクロマトグラフィー-タンデム質量分析により分析した。毛髪EtG濃度は<LLOQから1149pg/mgの範囲であった(中央値=164pg/mg,IQR[42;283])。爪EtG濃度は<LLOQから4090pg/mgの範囲であった(中央値=250pg/mg,IQR[74;645])。爪EtG濃度は127 3792pg/mgの範囲で変動した(中央値=687pg/mg,IQR[379;1370])。爪と毛髪中のEtG濃度は有意に,正に相関していた(p値<0.001,r2=0.70と0.62)。高濃度は毛と比較して指および足指爪,爪のゆっくりした成長速度に起因し,EtGの蓄積増加をもたらすと思われるに存在していた。,爪分析はteetotalersと社交的飲酒者間を識別する低濃度EtGのが予測され,例えばが興味深いであろう。添加では,本研究は,指の爪におけるEtG濃度の予備的カットオフ値:慢性過剰アルコール摂取のための>123pg/mg,適度なアルコール消費の59 123pg/mg,禁酒<59pg/mgを提案した。これらの結果の観点から,爪は毛が利用できない場合,例えば,長期アルコール消費のモニタリングのための毛髪試料に有用な代替法である可能性がある。爪中のEtG濃度のカットオフ値を確立するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 

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