抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】重症肺感染症患者の予後における血中乳酸とそのレベルの変化を評価することを目的としていて,その予後を評価するために,それらの価値を分析する。【方法】2015年2月~2016年3月の間に治療した100例の重症肺感染症患者の臨床データを遡及的に分析し,異なる基準に従って患者を分類した。(1)ICUに入院した時の血中乳酸濃度レベルの高低によって、患者を高乳酸血症群(64例)と乳酸性アシドーシス群(36例)に分けた。(2)6時間の血中乳酸クリアランス率の高さにより、患者を高乳酸クリアランス率群(60例)と低乳酸クリアランス群(40例)に分けた。3)疾患の転帰により,患者を生存群(79例)と死亡群(21例)に分けた。患者の血中乳酸レベルを測定し、異なるグループの患者の予後を比較した。結果:乳酸性アシドーシス群患者と比較して、高乳酸血症群患者のAPACHE IIスコアはより低く、6hの乳酸クリアランス率はより高かった(P<0.05)。高乳酸クリアランス率群と低乳酸クリアランス群患者のAPACHE IIスコア及びICU入室時の血乳酸レベルには有意差が認められなかった(P>0.05)。生存群と死亡群患者のAPACHE IIスコア、ICU入室時の血中乳酸レベルには有意差がなかったが(P>0.05)、生存群患者の6hの乳酸クリアランス率は死亡群より顕著に高かった(P<0.05)。高乳酸血症患者の死亡率は乳酸性アシドーシス患者より著しく低く、高乳酸クリアランス率グループの死亡率は低乳酸クリアランス率グループより明らかに低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:血中乳酸レベルと6時間の乳酸クリアランス率は患者の病状の重症度を有効に反映でき、同時に6hの乳酸クリアランス率は患者の治療効果を適時に反映でき、評価価値が更に大きい。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】