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J-GLOBAL ID:201702264167066976   整理番号:17A1588483

南シナ海からの多金属クラストと団塊の鉱石形成元素のFe-Mn鉱物と海水界面の影響と濃縮機構【JST・京大機械翻訳】

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巻: 36  号:ページ: 34-46  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2617A  ISSN: 0253-505X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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フェロマンガンクラストと小結節は重要な経済的価値を持つ様々な金属元素を含む重要な海底鉱物資源である。本研究において,南シナ海(SCS)から得られた多金属クラストと小結節を,X線回折(XRD),Raman分光法(RS),Fourier変換赤外分光法(FTIR),およびX線光電子分光法(XPS)を用いて測定し,Fe-Mn鉱物の鉱物学的およびスペクトル特性を系統的に研究し,分析した。XRD測定によると,SCS多金属クラストとノジュールはバーナダイト,石英,斜長石から構成されていた。また,結節はトドロカイトを含んでいた。SCSクラストとノジュールのFe相鉱物は,非晶質Fe酸化物/水酸化物から構成され,MnとFe相鉱物は比較的低い結晶化度を示した。FTIRの結果は,クラストとノジュール中のFe-Mn鉱物が多数の表面ヒドロキシル基を含んでいることを示した。これらの表面ヒドロキシル基は,海水中の鉱石形成元素の錯化のための反応サイトを提供できるプロトンを含んでいた。XPSの結果は,Fe-Mn鉱物の表面が主にFe,Mn,およびOFeを含むことを示したが,Mnは,いくつかの二価の酸化状態を含むかもしれないが,四価および三価の酸化状態に存在した。SCS多金属クラストと小結節を太平洋海山地殻と比較し,その結果,SCSクラストとノジュールの表面ヒドロキシル(-OH)基が格子酸素(O2-)よりも多いことを示した。しかし,太平洋海山地殻の格子酸素は表面ヒドロキシル基よりも多くなっていた。この特性は,太平洋からのFe-Mn鉱物の結晶化の程度が南シナ海からの鉱物のそれより高いことを示した。包括的な研究によると,海底のマンガンクラストと団塊における海水とFe-Mn鉱物の間の界面における鉱石形成元素は,以下の富化機構を採用した。(1)Fe-Mn鉱物の表面ヒドロキシルと錯体化した金属イオンは,ヒドロキシル基錯体を形成するために,配位結合または安定な内部球錯体によって結合され,それらは,鉱物表面上でプロトンを交換した。(2)鉱物と金属カチオンの帯電表面は,静電吸着を通して静電二重層を形成する外圏錯体を形成した。そして,(3)金属カチオンは,鉱物格子構造のMnとFeイオンを同形に交換した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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