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J-GLOBAL ID：201702264167617675   整理番号：17A1048853

昇温脱離装置を用いたコンクリートの化学分析に関する基礎的研究

著者 (2件)： 工藤高弘 (東大 大学院工学系研究科) ,  北垣亮馬 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 39  ページ： ROMBUNNO.1299  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昇温脱離分析(TPD/TDS)は短時間で多品種の劣化因子の定量が可能であり,セメント系水和物の分析に用いることで,中性化,塩害,アルカリシリカ反応(ASR)の複合劣化の迅速な診断ができる可能性がある。本研究では,そのための基礎的検討として,(1)コンクリート中の相組成を特定するために劣化コンクリートに含まれる成分の純薬およびその炭酸塩等の合成とTPD/TDSでの測定,(2)骨材を含む劣化コンクリートの塩化物量,炭酸カルシウム量のTPD/TDSでの測定と,TG-DTAや電位差滴定法での定量値との比較,(3)ASRの生じたコンクリートをTPD/TDSで測定し独自のスペクトルの抽出を試みた。(著者抄録)

シソーラス用語： *昇温脱離 ,  *コンクリート ,  *化学分析 ,  相組成 ,  *劣化 ,  熱脱着スペクトル ,  示差熱分析 ,  熱重量分析 ,  中性化 ,  炭酸化 ,  塩害 ,  アルカリ骨材反応 ,  骨材 ,  塩化物 ,  炭酸カルシウム ,  TG-DTA ,  アルカリシリカ反応 ,  *複合劣化
準シソーラス用語： TDS【スペクトル】 ,  TPD【脱着】 ,  電位差滴定法

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  化学分析一般  (CC07010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 昇温脱離 ,  コンクリート ,  化学分析 ,  基礎的研究