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J-GLOBAL ID:201702264197463490   整理番号:17A0500211

フェロセニルヘルクアト:異常なキラル有機金属非線形光学発色団

Ferrocenyl helquats: unusual chiral organometallic nonlinear optical chromophores
著者 (17件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1052-1064  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヘルクアト(Hq)受容体に結合したフェロセニル(Fc)電子供与体基を含有する3つの新規二極性カチオンが合成された。これらの有機金属Hq誘導体は,これらのTfO-塩としてNMRと電子吸収分光法,及び電子化学測定を含む種々の方法を利用して特性化された。UV-visスペクトルは,分子内電荷移動(ICT)励起に起因する多重の強い低エネルギー吸収を示す。それぞれの化合物は,Hqフラグメントの2つの可逆的一電子還元と共に,可逆的Fc+/0酸化還元過程を示す。分子の二次非線形光学(NLO)応答は,1064nmでのハイパーRayleigh散乱と可視吸収バンドのStark(電子吸収)分光研究を利用して決定された。得られた第一超分極率βは適度で,Fcと結合したピリジニウム基の間の比較的短いπ-共役長と一致する。単結晶X線構造は,そのPF6-塩としての錯体の1つで明らかにされ,三斜晶系空間群P1中での中心対称充填を示す。密度汎関数理論(DFT)と時間依存性DFT計算は,最低エネルギー吸収バンドが,金属と配位子間の電荷移動性を主に持つことを示唆する。次に最も低いエネルギーICTバンドを形成する電子遷移に含まれる受容体軌道もFe原子から大きな影響を受ける。シミュレーションされたUV-vis吸収スペクトルと実験上のスペクトルの間のすぐれた一致が,6-311++G(d)/LANL2DZの混合基底系によるPBE0汎関数を利用して実現され,理論的なβ値は,合理的な大きさである。Feユニットの酸化は,錯体の1つで80%以上減少するβtot値をもたらすと予測される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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鉄の錯体  ,  錯体の可視・紫外スペクトル(分子) 
物質索引 (4件):
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