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J-GLOBAL ID:201702264216370758   整理番号:17A0568791

開花中のカーネーション花弁における PIP アクアポリン遺伝子の同定と解析

Identification and Characterization of Plasma Membrane Intrinsic Protein (PIP) Aquaporin Genes in Petals of Opening Carnation Flowers
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 78-86(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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開花時の花弁細胞の肥大成長には,細胞内への水の流入が関与しているが,これは細胞膜に局在するアクアポリンの一種である PIP(plasma membrane intrinsic protein)により行われている.本研究ではカーネーションにおいてアクアポリン遺伝子を網羅的に同定し,花弁における PIP 遺伝子の発現を解析し開花における役割について調べた.ゲノム配列データベースの検索により,カーネーション‘Francesco’において 8 個の PIP 遺伝子を含む 27 個のアクアポリン遺伝子の存在が明らかとなった.これらの PIP 遺伝子には全て EST が存在することから,いずれも発現遺伝子であることが確認された.また定量的 RT-PCR によって,カーネーション‘Pure Red’の花弁では DcPIP2;1 と DcPIP1;1 の 2 個の PIP 遺伝子が主に発現していることが明らかとなった.これらの遺伝子の転写産物は,茎,葉,がく片,花柱,花托,子房の各組織で多量に蓄積していた.さらに,花弁での DcPIP2;1 と DcPIP1;1 の発現は開花過程を通してほぼ一定で,高いレベルで維持されていた.本研究の結果から,開花時の花弁の成長にこれらの PIP 遺伝子が関与していることが示唆された.(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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発生,成長,分化  ,  花き・花木 
引用文献 (38件):

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